五十嵐早香のグラビアは何故、素晴らしいのか?「第5回 1年ごしのデジタル写真集」
2023年6月29日に雑誌『BUBUKA』に4ページだけ五十嵐早香さんのグラビアが掲載されました。その最終ページに「『五十嵐早香デジタル写真集』近日リリース!」的なことが書いてましてね。
いつ発売になるんだろう、と待っていても、なかなか発売されず。気づけば、2024年が終わっていました。そこから、待ちきれずに2024年の2月末にこんなnoteを書きました。
このnoteを書いた数日後の配信で五十嵐早香さんから、まだ特に動きはないということが語られていました。
それから、五十嵐早香さんはどんどんお仕事の幅を広げていきます。書き物の連載が決まったり、演技の仕事が決まったり、プロジェクト・アイ学園の仕事が始まったりと、快進撃を続けていました。
で、僕自身も色々と忙しくなって、すっかりこのデジタル写真集のことを忘れていたんです。そして、今日の夜、たまたまXを開いてみると、なんとフォロワーの方がデジタル写真集発売のポストをしてくださっていましてね( ポストしてくださっていた、Ackey THさんありがとうございます)
早速、購入しました。
率直な感想から書くと、「懐かしい。そして、眼差しがいい」です。
グラビアに何を求めるのかは、人によって違います。
肌の露出やセクシーさを求める方もいれば、普段とは違ったロケ地とモデルのかけ算から生まれるものに期待する人もいるのではないでしょうか?
僕はというと、読む前と読んだ後で、その写真集のモデルさんの印象が変わったり、何か一つタグが増えるようなものに出会いたいな、という思いがあります。
今回の電子書籍「デンジャラス」はどうだったかというと、これまでの五十嵐早香さんのデジタル写真集を読んだ時とは、違った感想が生まれました。まず、リリースから1年以上経ったことで、「懐かしい」という気持ちうが強かったです。1ページスクロールするごとに、そういえば、早香先生、この頃、こんな髪型だったなあ、とか、この後も配信のイベントが待ってるんだよなあ、とか。どちらかというと、「デンジャラス」という作品の外側にあることですね。
もう一つは、「やっぱりこの人の眼差しは、言葉を持っているな」ということです。28ページや35ページの眼差しなんかがストレートに綺麗だと思うのですが、中でも45ページの少し首をかしげてこちらを見ている写真は髪が少しかかっているのもあって、個人的にはこの写真集のベストショットだと僕は感じました。
皆さんのベストショットは何ページでしょう?
今回の写真集の衣装は、白いコルセットや薄紫色の水着(下着?)、チューブ型の水着と3種類でしたが、55ページもあるデジタル写真集なのに、「えっ、もう終わり」と感じさせるこちらを惹きつける吸引力がありました。「いやいや、それは栄、さんが早香先生推しだからでしょ? そんなひきこまれませんって」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、試しにサンプルだけでも見てみてください。眼差しに引き付けられますから。
さて、2024年も後半戦が始まりました。
少しずつ早香先生の仕事も広がっています。
ふと、僕が思ったのは、毎年の記録みたいにグラビアのお仕事が来るといいなあ、ということです。今回の作品が2023年だからというのもあるかも知れませんが、懐かしくて、そのまま「DOLCE」の方も改めて読みましたからね。ああ、この時の写真のアザーカットでもあるんだな、と考えながら読みました。
今回の謎の時間差リリースは、待ってる側からすると長すぎて既に忘れかけていましたが、その時間差があったからこそ「懐かしさ」というまた違った感情が生まれました。タイムカプセルというと言いすぎですが、時々、写真集を見返すことでその頃の思い出と同期してみるのも面白いかもしれませんね。
個人的には、2024年後半から2025年は様々な表現するメディアを横断しながら、紙の写真集発売も願っております。全国の本屋さんに早香先生表紙の本が並びますように。そして、デジタルも紙の方もどんどん彼女の表現するものが増えて行きますようにと願いながら、この記事を終えたいと思います。