SHIBUYA１０９に五十嵐早香という爆弾を落とす

栄、覚えていてくれ

　完全に出遅れましてね。
　何の話かというと、なんと明日から元SKE48の五十嵐早香さんのイベントが、配信アプリＳＨＯＷＲＯＯＭで始まるというではないですか！


　なるほど、優勝したSHIBUYA１０９の大ヴィジョンを始め、様々なところに早香先生の姿が映るんですね。
　ううむ、渋谷というと８０年代の日本で色々なカルチャーが生まれきた街ですよね。
　２０１０年代からは渋谷ヒカリエのイメージが僕は強いんですが、１０９というファッションの発信地も健在です。ちなみに、僕は「渋谷系」と言われる小沢健二から受けた影響は大きいですし、ヒプノシスマイクは渋谷ディビジョン推しです。



　そんなれっきとしたカルチャーの中心地に五十嵐早香という個性が、現れるってなかなか面白そうじゃないですか。
　最近読んだ「ファッションスタディーズ　私と社会と衣服の関係」でも、現在は消費者とクリエイターの間が凄く曖昧になってきていて、買う側の人が広める人や流行らせる人にもなるそうです。SNSで「#大学生ファッション」とか「#160cmコーデ」といったハッシュタグでノウハウを共有したり、「顔切り」をすることでよりコーディネートに注目が行くようにファッション好きな若者たちが発信しているそうでう。SNSは、多くのフォロワーから「見られる」場であり、自分のスタイルを「見せる」場でもあるんですね。
　そして、１０９のビジョンはそれがリアルの場で、しかも偶発的に起こる場だと思います。

　五十嵐早香という人は、SKE48に居た時、多くのファンの興味を惹きました。
　独自の言語感覚と配信の面白さ。
　そして、不器用だけど誠実な性格。
　そんな彼女の姿に、僕も惹かれた一人です。
　さらに、彼女の書く文章をもっと読みたいと思った一人です。
　読みたすぎて今年の夏に自費で雑誌を出して、いつか彼女の文章を載せたいと思っているぐらいには好きです。
　
　ただ、彼女が居たSKE48という場は、ファン層でいうとおそらく男性が多かったのではないでしょうか。今度の渋谷はこれまでのファン層とは違う方々が偶発的に五十嵐早香に触れるチャンスだと思っています。

　そのためには、明日から始まるイベントですね。
　ＳＨＯＷＲＯＯＭ配信に関しては、そんなにノウハウは分かってないんですが、原稿を書くＢＧＭとして、なるべく時間の会う時は応援したいと思います。
　多分、このnoteを読んでらっしゃる方は、映画ファンとか本がお好きな方が多いと思いますが、是非是非、チェックしてみてください。
　そして、アイドル好きの方々は、ＳＨＯＷＲＯＯＭイベントをやっていく上でのコツがあれば教えていただければ幸いです。
　なんとなく、今日の早香先生の配信で、捨て石とか夜寝る前に星を集めておけば良いというのは理解したんですが、こういうのも知っておくと良いぞというものがあればと思います。

　ううむ、梶井基次郎の「檸檬」で主人公が丸善にレモンをこっそりと置いたように、五十嵐早香という個性の爆弾が渋谷というカルチャーの中心地に落ちた時に、どんな化学反応を見せるか楽しみです。

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