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あなたの推したい3曲 GLAY編

 

はじめに



 毎回、あるアーティストの推したい曲を3曲選ぶこの募集記事。
 今回は、GLAY編です。 
 僕は今年の誕生日で41歳になるんですが、先日、行った紙の雑誌を刊行するためのクラウドファンディングでは、同世代かそれより下の世代の方々からの支援が多かったです。多分、このnoteを読んでくださっている方も同世代の方が多いのかなと思ったりします。ちなみに、それよりも上の世代の方々でクラウドファンディングに参加してくださった方も沢山いらっしゃって、自分もその方々と同じ年代になった時に、同じように新しいものを理解していける柔軟性を大事にしたいな、と思っております。

 さて、今回の募集記事は、僕の青春時代に聴き続けていたGLAYです。
 以前、ラジオでGLAYの推し曲についてやったので、今回は違うものを3曲挙げようと思いましてね。
 以前は、懐かしい曲が中心だったんですが、最新の作品たちは、どんな感じかしらと今週、順番に聴いていったわけですよ。
 その結果。
 すいません、推したい曲30に出来ませんか?
 昔の曲も好きな曲いいんですが、今の曲の方が自分の人生にしっくりくる。
 どれか3曲とか選べない。
 もし、アルバムで選ぶなら「NO DEEMOCRACY」かなと思うんですが、本当に選んでいったらきりがないんですね。
 今からベスト3を発表しますが、たとえば、「反省ノ色ナシ」とか「My name is DATURA」とか「桜めぐり」とか「U・TA・KA・TA」とか「華よ嵐よ」とか。ここからは初めて聴いていきなり号泣するぐらい歌詞とメロディが良かったものです。
 転職を5回も経験している人間としては、良い形で別れられた会社と嫌な形で去った会社の2パターンがありますが、本当に「反省ノ色ナシ」は「うわあ、あの時に聴いておきたかった」と思いました。

 
 じゃあ、行ってみましょう!!

「Buudy」

 

 歌詞の物語性が凄く良くてですね。
 GLAYとファンの方々との関係性を表してる感じもして凄く良いんですよね。あと、自営業をされている方にも凄く刺さる歌詞ではないかと思います。
 僕も2年前に自分で紙の雑誌を刊行し、毎年、なんとか皆さんの力を借りて続けているんですが、一番の歌詞とか1冊目が全然、うまくいかずに落ち込んでいた時に同じ言葉で励まされたことがありましてね。
 もう一回頑張ろうと思わせてくれる1曲です。
 

「BAD APPLE」

 GLAYがコロナ禍の時代を切り取った歌詞だと思うんですが、その時代性から一旦離れるかのようなサビの歌詞とメロディが素晴らしいです。特に2番のサビは、かつて約束したことを思い出して悲しみにくれるところは、本当に美しいです。
 そして、祈りは捧げずに行動で変えていくしかない。
 コロナ禍で握りつぶさざるを得なかった夢や幸せ、その分を詫びながらも「あなたのためにそこで待っている」と英詞で繰り返すところは、いつか再会できると希望が持てるラストで繰り返し聴いています。

「元号」

 GLAYの中ではTAKUROさん推しでしてね。
 彼が書く歌詞は大人になればなるほど、心に染みてくるものがあります。
 その中で、一番、心に響いたのがこの「元号」です。
 MVもこれまでの時代を切り取ったようで良いんですよね。
 昭和・平成・令和と生きてきた人間の一人としては、もうたまらない歌詞で、平成の頃は「かつて俺たちは人生の梶を預けていました、放棄していました」という自己反省的な歌詞は、自分の人生にもあてはまるなと思います。
 「たった独りで流した涙よ」のところで、大号泣ですよ。
 令和が始まって6年、この曲に込められたメッセージとは裏腹にちょっとずつ日本に影が差している気が僕はしています。その時、どんな曲が僕らの前を照らしてくれるのか、今から待ち遠しいです。


sunougonさん

 シングル、めちゃくちゃいい曲が揃ってますね。
 この3曲の中では「Missing You」が一番好みです。
 サビに入る前の広大さを感じさせるTERUの歌声が大好きです。
 アルバム曲は、「FATSUNDS」の歌詞カードを初めて見た時のなんじゃこりゃ感が忘れられません。「カーテンコール」はここと「都忘れ」の順番がたまりません。そして、「嫉妬」を初めて聴いた時の「『唇』、『誘惑』ときて、まだこんな疾走感のある曲を作れるのか!!」という衝撃を覚えています。
 

武士(推しアカ)さん



 1曲目の「サバイバル」は、僕も高校生の時に購入して、何度もビデオシングルを巻き戻して聴いてました。家のテレビで聴くんで家族にも聴かれるのが少し恥ずかしかった思い出です。
 2曲目の「YES,Summerdays」は、イントロとサビがめちゃくちゃカッコイイんですよね。いまだに口ずさんでしまいます。
 3曲目の「Billionnaire Campagne Miles Away」は、初めて聴いた時に、うわっ、なんかBOOWYとGLAYのいいところ取りしたみたいなメロディだ!と感じました。疾走感がカッコイイですね。



らぶる★ハチマキ日本代表さん

 うう、素敵な選曲。
 「逢いたい」というテーマの曲が響くというのも激しく共感です。
 なかでも、「Way of Difference」は、大人になってから聴くと全然響きが変わりますね。人生の中でどうしても離れざるを得なかった人たちのことを思い出しました。
 またここであいましょうは、その逆の感じでまた再会できる感じなんですが、「白いままの地図、誓ったあの日に合わせる顔がない」とか「大切な人の笑顔の裏の涙に添える花がない」という歌詞にドキッとさせられます。
 僕は悩みに対しては、だいたい文章にすることで解消するタイプなのですが、人と会って話してみることの大事さをこの曲は思い出させてくれます。
 winte againは、いわずと知れた名曲ですが、歌が始まるまでのメロディとコーラスが好きで雪が降った日は口ずさみながら出勤します。


なかグーさん


 「pure soul」はアルバムを購入した時はまだ中学生で「なんでこの曲が表題曲なんだろう?」と思われていたのですが、大人になると「そんな夜」しかないんですよね。人生の中で「賽を振る時」が来るんだな、と今になると実感します。そして、最後まで曲を聴き続けると、原初の愛ってこういうことだな、と分かる曲になっていると思います。 
 「あなたといきてゆく」は、今回、初めて聴いたんですが、素晴らしいウエディングソングで、歌詞の中に登場する「あなた」が色々な人にあてはまっていき、色々な「あなた」とこれからも生きていくんだろうなと思わされました。
 「FRIED GREEN TOMATOES」は、どこか昔のGLAYっぽい感じがしますね。特に大サビ前の歌詞は20年ぶりに地方に帰った人間にはたまらない内容でしてね。それでも頑張ってここで今は生きねばと思います。間奏のHISASHIのギターが凄く丁寧なんだけどカッコいいんですよね。

おわりに


 皆さん、素敵な曲を沢山教えていただき、ありがとうございました。
 今回の記事のおかげで、あの頃好きだったバンドから更に解像度が上がって、今でもカッコいいというか「今はもっと好き!」と思わせてくれるバンドになりました。やっぱり、GLAYの歌詞は自分の人生だったり、時代を重ねられるなあ、と思いました。
 こういう募集企画に関わることで、好きが増えて行く記事を書いていきたいなと思いました。ご参加、拡散していただいた皆さん、ありがとうございました。
 次回はどうしましょう。
 ひとまず、「Buddy」を聴きながら考えたいと思います。


こんな大変なご時世なので、無理をなさらずに、何か発見や心を動かしたものがあった時、良ければサポートをお願いします。励みになります。