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私の愛すべき人たちとの想い出とこれからを書いてみた。

私には大好きな人が三人、正確には一人と一組います。どちらも本当に大好きで、彼らとの出会いとか私の想いとか書いてみたくなったので綴ります。うっかりすごく長いです。

1.KinKi Kids

中学3年生のある日、友人が持ってきたアイドル雑誌に載っていた自分と同い年の男の子たち。それまでもっと年上のアイドルしか知らなかった私にとって、同い年のアイドルはすごく新鮮で興味を惹かれました。そこから気になりだし、雑誌を読んだり、テレビをチェックしたり。95年の「セカンドチャンス」は食い入るように見てました。そこから96年のバラエティラッシュも懐かしいですが、いかんせん中学生から高校生の時期、関東の片田舎に住んでいた私はコンサートなんてまず無理だし、テレビもBSは見られないし、雑誌もそんなに買えないし…でしたが、できる範囲で楽しんでいました。
そして、97年CDデビューした夏、ついに親に頼み込んで出来立てのファンクラブに入り、横浜アリーナにライブを見に行きました。ずっとテレビで見ていたアイドルが目の前にいるあの不思議な感覚は忘れられません。存在してたー!って思いました。
そこから自分も大学生になりいろいろ融通も効くようになったこともあり、一気に活動が加速。当時一般的になり始めたインターネットを使ってKinKi友達もたくさんでき、ライブに舞台にと通うようになりました。年末年始は毎年お友達の家に泊まってライブを見て風邪引いて帰る、が定番でした…(笑)
剛くんの初ソロコン、当日チケット譲ってもらって、急遽友達の家に一泊させてもらう、なんてこともありました。SHOCKで光一くんと握手した(当時はそんな演出がありました)のは奇跡のような思い出です。
そんな私ですが、いつしか行動にも変化が。
元々、ソロもいいけどKinKi Kidsの方が好き、というファンだったのですが、途中からソロのライブには行かなくなりました。(あ、ソロも好きですよ!)雑誌も厳選するように。ファンでいることが長くなる中で、自分の好きが明確になってきて、無理をしなくなったんだと思います。そこからさらに緩やかになってKinKiとしてのライブも行けるときは行く、というスタンスになり、テレビ番組も見たり見なかったりになってきました。そんな時期ともう一人の彼の登場が重なり、さらに緩やかに。ライブは元よりTwitterで呟くこともほとんどない時期になりました。
でもね、これが不思議と、1月1日と4月10日は「おめでとう」と祝いたくなるし、7月21日はなんかむずむずするし。偶然音楽番組で見かければ、「あ!久しぶり。元気そうでよかったな」なんて思ったり。離れたようで離れきらない不思議な2、3年でした。連絡をとらなくなった幼馴染のことを時折思い出す、とかあるじゃないですか。偶然地元で会って、久しぶり!みたいな。まさにあんな感じでした。
そんな緩さから引き戻されるきっかけが「新しい時代」のPVをYouTubeで見たこと。KinKiの歌声と歌詞と映像に涙が止まらず、やっぱり好きだ!と思えました。そこからまたCDやBlu-rayを買ったり、テレビを追いかけたり、ファンクラブに入り直したり。コロナ禍でライブは行けてないけど、そのうちまたあのキラキラした空間に浸りたいな。

2.田中圭さん

2018年のドラマ「おっさんずラブ」から私の前に彗星の如く表れた人。
ドラマにハマり、田中圭という俳優を知り、そこからの行動は私にしては早かった。本屋に走って手当たり次第雑誌を買い、写真集を買い、そして沼にハマる決定打となった「田中圭Mobile」の存在を知りました。月額制の気軽さもあり、早速入会。そして彼のブログ(通称ぴこぴこ)を読み、その場で話しかけてくれているような飾り気のない言葉たちに滲み出る人柄に魅了され、どっぷりとハマりました。
雑誌が出れば中身に関わらずとにかく買い、TV番組は全て録画しBlu-rayへ。ドラマや映画のグッズも出れば買う。映画も複数回見に行くのが当たり前。Twitterのアカウントはそれ以来、田中圭アカウントへと変貌し、たくさんの圭さん好きの皆さんと繋がって。舞台「サメと泳ぐ」は間に合わなかったものの、「チャイメリカ」は何とか3回観劇でき、初の生田中圭に放心状態になって帰宅したのを覚えています。映画「mellow」の完成披露舞台挨拶では役を纏わない圭さんに初めて会うことができ、そこでも放心w

好きになって4年、コロナ禍や自分の事情もあり現場に参戦はmellow以来できていませんが、今でも私の好きは変わらず熱いままです。
でも行動は少し変わりました。
雑誌を買うとき、中身をよく吟味して買うようになったこと。グッズもあまり買わなくなったこと。何でもBlu-rayに焼くのをやめたこと。
思えば、最初の頃は全て欲しい!というよりも、全て持っていなきゃ!という強迫観念のようなものに追われていたのかな、と。全て持っていてこそファンだ!みたいな感じですね。彼を好きな自分を主張したかったのか…今となってはよく分かりませんが、すごく焦っていたような気がします。今そこは落ち着いてきて穏やかに応援できるようになったかな、と思います。

私にとってKinKiさんはすっごくおこがましいですが存在としては「幼馴染」がしっくりきます。今年でCDデビュー25周年なので、テレビで懐かしの映像を見る機会が多いのですが、ほとんどの映像を見たことがある自分にけっこう驚いています。KinKiが語るエピソードも覚えてる。それくらい、中学生から高校生、大学、社会人と過ぎていく人生の半分以上にKinKiがいたんですよね。なんかね、KinKiに関しては、ライブに絶対参加する!みたいな焦り?はもうなくて、彼らが元気で音楽を楽しんでいてくれることが嬉しい、という気持ちです。このまま一緒に年を重ねていきたいなぁ。その姿を遠くからでもいいから眺めていたいなあ。この先、私の好きは大きくなったり小さくなったりするかもしれませんが、もうずっと心のどこかには居座ってくれるんだろうなあと思っています。

じゃあ圭さんは、というと、まだときめきが強いんですよね。好きになってまだまだ日が浅いのでどんどん新しい圭さんを発見してハマれる沼が底無しで。物より想い出、という意識にはなったけれど、ファンミや舞台や舞台挨拶に行けなければ果てしなく落ち込むし、一喜一憂が激しいwそれもこれも圭さんのお仕事が精力的すぎて次から次へと更新されるので落ち着く暇がないのもあるのかもしれませんが。まだまだ遠い存在で(当たり前ですが)、ずっとずっと必死で追いかけているような気持ちです。

KinKiも圭さんも末永く応援していけたらそれが一番幸せです。
早く社会が落ち着いてまたあちこち出向いて楽しめる日がきますように。