鯉に飲み込まれる夢
この夢は、3年半ほど前にみた夢。
この夢を境に、私の選択するものが変わってくる大切な夢。
何度も忘れた時期があるけれど、定期的に思い出すので今回はここに記しておきたいと思い書くことにしました。
この夢もいくつかの夢と抱き合わせで見たうちの一つ。
他の夢は忘れてしまいました。。。
木曽川くらいの広さの川。
曇り空。
寒くは無い。
川辺に今の年齢の自分と、小学生くらいの女の子と手を繋いで立っている。
川の水面がキラキラとしている様子を女の子と見ている。
左から右に向かって水は流れていた。
特別綺麗な川ではないけれど、
十分に川幅があって水深もありそう。
川底は見えない。
お散歩をしているようだけれど、珍しく話している会話の声が聞こえない。
音がない。
私の夢の中では音がないことは滅多にないので、違和感しかなかった。
すると、急に電源が入ったかのように音が聞こえはじめた。
波の音に近い。
しかも水中の音も一緒に聞こえる。
いつの間にか、水中に小さな女の子と一緒に立っていたのだ。
その時、初めて見る光景を目にした。
川幅いっぱいの大きな鯉が一匹、川を登ってきた。
水の流れに逆らって大きな体をうねらせながらゆっくりと向かってきたのだ。
あ、溺れるどうしよう。
そう思った時には鯉は大きく口を開けて、私と女の子を飲み込んだ。
生臭い匂いが一瞬で全身を包み込む。
生ぬるい。
私からは水中の様子と鯉の鱗が透き通った状態で見えている。
ゆっくりと泳ぐ鯉に対して私たちは動いていないようで、鯉から抜けるのを待った。
それが雄の鯉だというのは鯉の体を抜けてから気づく。
なぜなら、もう2匹親子の鯉がもう一度近づいてきたから。
今度は、大人の鯉と子どもの鯉が並んで泳いでくる。
きっとお母さん鯉と子どもの鯉、さっきの鯉はお父さん鯉だろう。
サイズを確認するために後ろを振り返ると、とんでもなく大きい。
あれに飲み込まれたのかと思うと、よく無事だったなと思う。
今度は親子。理解した時にはもうそこまで鯉は迫ってきている。
逃げようと思っても逃げられない。
動けない。
きた・きた・きた・・・
同じように飲み込まれる。
生臭い匂い、水の感触、生ぬるい温度が全身を包む。
今度は、水の色がもっと透き通っていて綺麗だった。
先程のように水と鯉の鱗と今度は川から見た川辺が見える。
見たことのない初老の男性が立っていた。
この二匹の鯉が私たちを通過し終わった時に、私たちは陸に移動したようだ。
川辺から川の流れに逆らって上流へ登っていく鯉の親子を眺めていた。
とても優雅に見えた。
川の上流に見える夕日が眩しい。とても綺麗な太陽だった。
すると、先程の男性が滅多に経験できないことを体験できてよかったね。
ええこっちゃ、と、声をかけてくれた。
女の子の顔は見えない。
とにかく、手を繋いだまま必死に水流を感じながら立っていたのです。
その時、リアルの世界からタイムリミットのお知らせ。
起きてもその日一日中、
鯉の匂いが鼻から消えてくれず、
気持ち悪かったことを覚えています。
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鯉の滝登り。
鯉の川登り。
悪い夢では決してないと思いつつも、
情報量が多すぎて処理するのが大変だった夢。
この夢のことを、当時お世話になっていた方々の食事会でポロッと話したことがあるのですが、みなさんがすごいいい夢だ!!と口を揃えていいってくださったので
私の中で大吉の夢として思うことにしました。
思い返すと、自分自身を自分自身で変えていく覚悟を決めた時。
いまの活動に繋がる根本治療を始めた時。
このような夢を、節目節目で見ているので、忘れられない夢を少しずつ書きたいと思います。
おしまい。
皆さま素敵な夢を🍏
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