【独身30代の中古マンションリノベ⑧】ヒアリング〜設計案プレゼン
「いいか、牛タン食べてるときに『牛とディープキスしてるみたい』なんて二度と言うな。二度とだ」
ご無沙汰しております、magicanaです。とうとう設計の最終打ち合わせが終了しました。要した期間はおよそ三ヶ月半。どういう流れだったのかを振り返ります。まずは設計案のプレゼンまで。
事前準備
施工例の中から気になる事例をいくつかピックアップ。instagramで見つけた「こんな部屋がいい」という写真もいくつか渡していました。これらはnuさんから要請があり用意したのですが、ウッキウキのmagicanaはそれとは別に
どんな部屋がよいか
普段どんな過ごし方をしているか
現在所持している家具家電(商品urlを併記)
新居に導入したい家具家電
引っ越し時に手放す家具家電
を「頼まれてもいないのに」スプレッドシートにまとめて渡していました。普段の仕事でもこれくらいのやる気を見せろ。
もちろん必須ではないのですが「希望の言語化と整理」「家具家電の把握」「家具家電の趣向共有」に役に立ちました。
家電一覧は打ち合わせ終盤のコンセントの位置決定にも便利でしたし、手放すもの一覧はメルカリで売却するときに役立つはず。つくっておいて損はないと言ってよバーニィ。
ヒアリング
そしていよいよヒアリング。物件引渡し(ローン決済)の一ヶ月ほど前に、設計チームとの顔合わせも兼ねて行われました。
どんな部屋がよいか
普段どんな過ごし方をしているか
についてはもちろん
どんな提案方法がよいか
予算をかけたい(&抑えてもいい)部分はどこか
についても聞かれました。普段どう過ごしているか、といえば「常に世界平和を祈っている」でおなじみのmagicanaです。こんにちは(こんにちは)。
提案方法は例えば「すべてを自分で決めたい」みたいな人もいるそうで、提案する選択肢をどれくらい用意したほうがいいかという「打ち合わせの進め方」に関するヒアリング。
magicanaは「(希望を伝えた上で)ある程度は設計チームに委ね、選択肢を絞ってもらったものから選択する」という方針にしたいと伝えました。やはり餅は餅屋、聖闘士は星矢であるゆえ。
予算のメリハリについては、まだイメージが明確ではなかったので、ひとまず「キッチン、浴室、洗面、トイレには意匠を求めない(必要最低限のデザイン・設備でよい)」ということに。また、リノベ予算に組み込みたい家具・家電があることも考慮してもらうことにしました。
ヒアリングの終盤、設計チームのデザイナーさんから
絶対に譲れないポイントを3つ挙げるとしたら何ですか?
という質問が。細かな希望は数多あれど、大きくまとめるとすると何だろう?考えた末に浮かんだのは「統一感」。
リノベ事例を拝見するなかで「これは自分の好みじゃないな」と思ったのは「素材や色が多い」「チグハグ感」「DIY感」といった要素のあるもの。「シームレスで全体に統一感のあるデザイン」を唯一の譲れないポイントとして伝え、ヒアリングは終了しました。
設計案プレゼン
ヒアリングから一ヶ月後、いよいよ設計案をプレゼンしてもらいました。
具体的な案の中身は(先方のアイデアなので)割愛しますが、計3パターン。間取りの要望は「キッチン・浴室・洗面・トイレのみ区切って残りは一つの空間に」と伝えていたのですが、その条件下で印象がガラッと異なる3つを提示してもらいました。
嬉しい誤算は「どれもよくて決めかねるんだが????」となったこと。悩みに悩んで「より動線がスムーズそう」「リビングを広く感じそう」を決め手に一つ選び、設計のベースとすることに。
以降は週一のペースで打ち合わせをし、具体的な決定を重ねていくことになります。決めたものをざっくり整理するとこんな感じ。
これらについてはまた次回。magicanaでした。
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