イノシシと日焼けと私

うちの敷地にいつの頃からかイノシシがやって来るようになりました。

最初、敷地の土が大きく掘られていることに気付き、驚きました。
土泥棒なんているのか!と。本気でそう思ったのですが、近所のおばさんから、イノシシの仕業と聞き、人間の仕業でないことにホッとしました。

が、ホッとしている場合ではありません。イノシシはうちの敷地の地面を、エサを探すために掘り続けます。しかし、どう対処してよいのやら……畑で野菜を作っている人達は自分で侵入防止柵を作り、対処しています。私ときたら、自分で柵など作れず、また、イノシシも毎日来るわけではなく、ついそのままに……

そんなある日の朝、ピンポ―ンと玄関のチャイムの音が。
そして、朝から隣の家の人に言われました。「何とかしてくれ」と。
「私が侵入防止柵を作れば、イノシシが自分の家に来なくなる。だから柵
を作って欲しい」
のだと。

朝ドラの主人公の寅子のように、「はて……」です。
イノシシはうちのイノシシではありません。

とりあえず、「なんでも相談して下さい」と言ってくれている、いつも草刈りをしてもらっている業者さんに依頼してみることに。が、断られ、職場の同僚に愚痴をこぼしたところ……なんと、柵を作るのを手伝ってくれることに。

当日、動物ネットを張るため、丸太を計18本打ち込んだのですが、土を掘ると砂利も混ざっており、かなり苦戦しました。また、炎天下、麦わら帽子をかぶっていても、すっかり日焼けしてしまった私。😢😢

途中、休憩をはさみながら、ホームセンターへの買い出しから完成まで、5~6時間ほどかかったのではないでしょうか。同僚には、しっかりとお礼をしなければ!です。

侵入柵完成後、イノシシの目撃情報が……
はて……イノシシはどこから来たのでしょう。
うちの侵入防止柵は壊されていません。

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