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伝説巨神イデオン【戸田恵子】コスモスに君と

1991年10月1日。
「神保町富士レコードで、伝説巨神イデオンTVサントラを1,200円で買う。10年前に(子供のころから大事にしてた)同じものを中古レコード屋に売ったのに、買い戻す(笑)」

 私のイデオン愛は以下をご参照ください。

 前にも書きましたけど、私の年代ではまだ、少年少女時代にアニメが好きだったことは公には言えず、どころか高校大学時代にはイケてる青春送りたくて、その過去をなかったことにしたりしてたのでした。
 上記のように大事なアニメのサントラ(すぎやまこういち先生!)を売ってしまったり。
 そんなことを隠す必要がないいまの人が羨ましいかぎりです。
 
 小学6年生の私は、アニメショップ「アニメポリス・ペロ」のイベント情報をチェックしては、ゲストが来る日に出向いたりしてました。
 そしてその日、たいらいさおさんが主題歌「復活のイデオン」を熱唱、決めポーズで私に指差してくれたりしました。
 
 これ、私もすっかり忘れてました。初めて書きました。
 でもイデオンでいちばんすごいのは、オープニングではなくエンディングなのです(たいらいさおさんに謝れ)。

 カララ役の戸田恵子さんが歌う「コスモスに君と」は、何十年経っても名曲として輝き続けてます。
 私、「コスモスに君と」という小説を書こうと画策したこともありました。

 「傷をなめあう道化芝居」
 
 こんなとんでもないフレーズを30代で書いてしまう井荻麟こと富野喜幸監督のすごさですよ。
 「別れてみたらきっと楽だよ」「生き続けたら君は悲しい」とすさまじい歌詞の乱れ打ち。でも曲はめちゃくちゃ優しい。なんなんだこの歌は。
 
 そして時は過ぎ、2021年12月11日。
「夕方たまたまつけた、NHKのすぎやまこういち先生追悼特番で(何年か前の)戸田恵子さんが「コスモスに君と」歌ってるのが流れて、急いで録画。ある意味、世界一好きな曲」

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