見出し画像

【六本木】シネ・ヴィヴァン六本木

 1989年11月18日。
「12:00シネヴィヴァン六本木。ジャック・タチ「ぼくの伯父さんの休暇」。すごく良い。かわいい」

 先に「六本木WAVE」で、1990年8月24日「シネヴィヴァン、ルイ・マル「五月のミル」上映後、WAVEでさっそくステファ・グラッペリのサントラLP買う」と書きましたが、WAVEのビルにあったミニシアターです。
 伝説的な映画館ですので検索はたくさんヒットしますが、こちらの方のブログがとりわけ詳しいです。

 これを見てると、ゴダールとかロメール、さらには大好きな「ミツバチのささやき」まで、シネヴィヴァンで公開してた映画は後に、フジテレビの「ミッドナイトアートシアター」(途中CMが入らない当時は斬新な映画番組)で次々と放映してたんだなとわかります。
 私はその後追い世代でした。

 「ミツバチのささやき」はシネヴィヴァンまでパンフレット買いに行きましたが。
 「肉体の悪魔」というマルーシュカ・デートメルスのフェラシーンがある映画も(説明の仕方)、早稲田松竹だったと思いますが二番館で鑑賞。

 90年代に過去の映画のおしゃれリバイバルブームが起きるのですが(映画の渋谷系とも言われました)、そのきっかけもシネ・ヴィヴァン。
 
 1991年8月8日「20:45シネヴィヴァン六本木。小西康陽プレゼンツ「ナック」」
 これがすべての始まりでした。
 1992年7月10日。「シネヴィヴァン六本木。21:20の回で「茂みの中の欲望」。客はそれっぽい若者ばかり」
 私もそれっぽい若者だったんですが。

 1996年には私、雑誌でそのへんの90年代東京映画環境を総括するような特集を全部一人で手がけたりもしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?