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忘却映画館 10年代ベスト

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忘却映画館 10年代ベスト
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#忘却度40

【忘却度40%】聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア

2017年12月30日、サンプルDVD。    日記には「すごいし、どうかしてるし」。  我ながら、この映画を端的に表現してると思います。    ラストのぐるぐる回って銃撃つのとか、最高に怖いのに笑いそうになるし、どうかしてます。 <ネットで調べてみる>    なぜかこれと、この2か月後に見る「ザ・スクエア 思いやりの聖域」の2本を、 私はセットでいつも思い浮かべます。

【忘却度40%】ワンダーウーマン

2017年6月30日。    ガル・ガドットがこのときもいまも、世界一美しいと私は思っております。  マーベルもDCもスーパーヒーローものにそれほどそそられない私ですが、ガル・ガドットには最初から最後までそそられました。最高。 <ネットで調べてみる>    お美しい。  国籍は違いますけど、モニカ・ベルッチ系ですよね。  20代の「ワイルド・スピード」シリーズのころよりも、30代のほうがより美しいし可愛いしエロいし素敵だしで文句なしです。

【忘却度40%】ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

2017年5月24日。    スター・ウォーズのファンではない私なので、ファンの方の異論は当然あるのも承知してますが、私がいちばん好きなスター・ウォーズはこれです。    スター・ウォーズ関係なくても、1本の映画として好き。  ドニー・イェンの無双っぷり&泣かせっぷりですよ。 <ネットで調べてみる>    ヒロインの父マッツ・ミケルセンがデススターの設計をさせられて、みたいな出だしを忘れてました。  もういっかい見よっと。

【忘却度40%】ローガン

2017年5月10日。    アメコミものは基本、あんまりのれない私ですが、これは大名作でした。  「レオン」でもあり、「グラン・トリノ」でもありでした。    チャールズ・エグゼビアがボケてて、(シャレでなく本当に老眼の)ローガンに老老介護されてるって、ヒーローものでそんな設定から始めていいんだという驚き。 <ネットで調べてみる>    本編もちろん泣きましたけど、予告編だけでも泣けます。  自分自身が老いてきて、人生の終わりが見え始めたときに見たので、より染みました。

【忘却度40%】パトリオット・デイ

2017年3月20日、サンプルDVD。    ピーター・バーグ監督とマーク・ウォルバーグのコンビの中では私はこれがいちばん好きです。  見てすぐに映画誌の連載にも原稿書きました。    ボストンマラソンのテロ事件の犯人を追い詰めていく話なのですが、スーパーヒーローな警官が活躍するのではなく、ちゃんと各所が働いてるのがいい(ちょっと「シン・ゴジラ」感もあります)。    最後もマーク・ウォルバーグが犯人を見つけるけど、格闘の末に逮捕したりするのでなく、ちゃんと現場に踏み込む警官

【忘却度40%】クリーピー 偽りの隣人

2016年11月7日。    大傑作。個人的には黒沢清監督でいちばん好きです。    まったく同じ時期に、事件が話のモデルになったであろう「消された一家 北九州・連続監禁殺人事件」(名著!)を読んだこともあり、より香川照之さんの人物に説得力が増しました。 <ネットで調べてみる>    正直、このポスタービジュアルがそそられなかったんですよね。まさかこれほど面白いとは想像できず。   あれ、ヤフー映画では評価低いですね。もともと信頼してないですけど。  北九州事件に限らず、

【忘却度40%】君の名は。

2016年10月31日。    いい映画だと思いますし好きですけど、興収がとんでもないことになったのはいまだに不思議な気がします。    大ヒット映画のひとつの指針は、「パイパニック」「アーンイヤーンマン」みたいにパロディAVが出るか否かですが、本作はちゃんと、「君の縄」という抜群のタイトル&ジャケのAVが出てます。ぜひチェックしてみてください。私は見てないですけど。    まあでもこの年の大ヒット映画のパロディAVの「チン・コジラ」にはかなわないですけどね。  ちなみにその

【忘却度40%】ボーダーライン

2016年1月23日、サンプルDVDで鑑賞。    ドゥニ・ビルヌーブ。これは面白かったですね。  主演のエミリー・ブラントが実はたんなる囮で、ベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンの男臭すぎるコンビはいいように使ってたという展開が最高。    実際に2作目(ソルジャーズ・デイ)になると、ベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンだけになりますしね。 <ネットで調べてみる>    ジェフリー・ドノバンとかもですけど、チームのプロフェッショナル感が半端なくて、すごい説得力

【忘却度40%】郵便配達は二度ベルを鳴らす

2014年11月2日、テレビ放送(録画)で再見。    ジェームズ・ケインのこの映画の原作本が、中学生の私に初めて性的興奮をもたらしたかもしれません。いきなりですけど。  当時はビデオすらないし、大人の映画も見に行けないし、エロ本も買えないそんな時代と年齢。そんなときに発見した「活字でエロ」。そこで天才の私は、暇さえあれば近所の図書館にこもり始めます。  目当ては、エロそうなシーンがある映画の原作を探し、そんなシーンを読みあさること。そんなことを続けてると、エロシーン多めの作

【忘却度40%】愛、アムール

2013年1月9日、サンプルDVDで鑑賞。  ミヒャエル・ハネケに(いやな意味で)ハズレなし。  これを見たときよりも、そのぶん私も年を取り、よりこの映画が「きつく」なってます。 <ネットで調べてみる>  そしてきつくても、また見てしまうんだろうなあ。

【忘却度40%】踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

2012年9月10日、14:30(映画館不明)で鑑賞。  もらった東宝映画券みたいなので見ました。  踊る大捜査線についての思いは「1」「2」「3」と語ってきました。  そして4作目。「3」よりはマシだけど、「相棒」とか他の刑事ドラマっぽいことを入れなくてもいいのに入れて、でも最後にわけのわからない青島の「勘」と、すみれさんのバスジャックで終わらせて盛り上がったようにみせる、ひどい代物でした。  スタッフ同じなのに、途中から道を踏み外していくのに誰も気づかなかったのかと、

【忘却度40%】野性の証明

2012年6月12日、DVDで再見。  ふと見直したくなってアマゾンで買いました。そしてこのときの日記「まあいま見ると、こりゃなんだってことばかり」。  あれ、こんなに演出下手だったっけ(とくに最後の松方弘樹さんのヘリコプターのくだりとか)、こんなに話がたどたどしかったっけ、とマイナスな再発見ばかりでした。  公開当時はすごい映画だと思ったし(見たのは後年ですが)、小学生だったと思いますけど原作も読んで、ヒロイン(映画での中野良子さん)が「茄子を挿入されてた」という1文に

【忘却度40%】花とアリス

2012年5月26日、友人に借りたDVDで再見。  岩井俊二監督の中でも、とりわけ好きな映画ですね。 <ネットで調べてみる>  なぜか真っ先に思い出すのは、電車のドア越しの平泉成さん(お父さん)。なぜでしょう。聞かれても困ると思いますが。  予告編だけで素晴らしい。

【忘却度40%】毎日かあさん

2012年4月26日、テレビ報道(録画)で鑑賞。 (原作に関する娘さんの告発などがあったことは知ってますが、あくまでも作品として書きます)  他作品でも書きましたけど、西原理恵子さんの本は初期からほぼ初版で買ってたくらいのファンでして。  これは小泉今日子さんと永瀬正敏さんの元夫婦共演が話題になったやつです。癌で亡くなった西原さんの元夫の役作りで、永瀬さんが激ヤセしたのも話題でした。 <ネットで調べてみる>  これも他作品で書きましたけど、西原さん映画はほぼ上質な出来