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【忘却度80%】木村由美子「一生懸命 木村拓也 決してあなたを忘れない」

2010年8月27日。

 前にも書きましたが、いまヤクルトスワローズのファンクラブに入って神宮球場に通ってる私ですけど、昔は巨人ファンでした。
 巨人ファンをやめたのは、そもそも東京ドームが嫌いだったのと(神宮球場が好きというのが大きいかも)、川相昌弘、仁志敏久、木村拓也という三大好きな選手が移籍したり引退したからでした。

 いまでも、木村拓也選手のことを考えると自然と涙が出てきます。
 広島カープから移籍してくれた、投手以外どこでも守れるユーティリティプレイヤー。
 とはいえ絶対に普通の野手には無理なことですが、2009年、延長戦でキャッチャーがいなくなってしまうという非常事態で12回、キャッチャーとして登場(しかも自らブルペンで準備)、青木宣親選手ら強力ヤクルト打線を(しかも交代で3投手を受けて)(しかも最後は三振で)抑えたシーンは、かっこよすぎていまでも涙が出ます。

  その年、現役引退。セレモニーでの「パパは頑張ったよ」の笑顔のスピーチも素敵すぎました。泣きました。

 しかしその翌年、コーチになってノック中に突然倒れて(しかもカープ戦の前)、数日後、そのまま帰らぬ人に。私、こんなに会ったこともない著名人の死で、えんえん泣いたことなかったです。
 そしてさらに、追悼試合での息子さんの始球式。同じように他チームから移籍してきた同世代の谷佳知選手の劇的な逆転満塁ホームランと、涙のヒーローインタビュー。
 我慢してましたけど、これ書きながら涙腺が決壊しました。

 <ネットで調べてみる>
 
 いまYouTubeで、何十回と見てる「キャッチャー、木村拓也」とコールされたときの東京ドームの大歓声をまた見てしまいました。
 ピッチング練習から1球1球で大歓声が起きてるの見て、ぼろぼろ泣きながら、これを超える試合なんてないと改めて思っております。

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