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【忘却度70%】一色伸幸「うつから帰って参りました」

2010年2月23日。
 
 そして2冊目がこの本。
 当時の日記にこうあります。
「息子のサッカー見送りと迎えの間に、エアロバイクしながら、今日買った一色伸幸「うつから帰って参りました」読む。いい本だった。いまの自分にきっと必要だったのだろう」

 1年間ただ鬱々としてましたけど、「中年クライシス」や本書を読んだりして、エアロバイクで少しでも体動かしてみようと思ったりと、ちょっとだけ前向きになろうとしてたのかもしれません。

<ネットで調べてみる>
 
 いまだとわかるんですけど、鬱々してるときって嫌な人になってるんで当然人は優しくないし、でも当人はなんで理解してくれないんだと思う(私も大事な人に「鬱々としてるときに会いたくない」と言われました)。
 そして何より、自分のふさぎこんだ状態を「鬱だ」と思うと、逆に自分の状態に言葉が与えられて(変な言い方だけど居場所になってしまう)、そこから抜け出そうとしなくなったりする。
 当時の自分を思い出しつつ、いま老人性の鬱の母親の相手をしてると、つくづくそう思います。

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