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ボクのお化け退治日記[vol.2:前編] ウトウトしていてもオバケ👻を剥がされるのがわかるT子さんのお話


ある日、半年ぶりにT子さんが僕のプライベート治療室にやってきました。…いつも以上に“オバケ👻まみれ”になって…。

普通の施術者が見たら、全身の浮腫に加え、各臓器が悲鳴を上げた後、機能低下している状態…まあ早い話が「ゾンビ状態💀」ですね😅!

こんな身体は低級霊達にとっては「絶好のご馳走」ですから…。
全細胞が水不足&酸欠の上、尿酸が溜まり、解毒機能も低下しているため、霊達にとっては好都合!…所かまわず身体中のどこにでも憑依しやすい温床になっているので、彼らは大喜び!!

とはいっても原因はT子さん側にあり、体調管理が苦手な上にポジティブマインドを長時間キープし切れなかったために、低級霊達の餌食にされてしまったのですから…。

ともあれ今の彼女は「オバケ達のシェアハウス状態」…ちょっと光量を上げただけで(T子さんの心身の霊的振動数をシンクロナイズドテクニックで上昇させたんです)、いやぁ~出て来るわ出て来るわ…とりあえず片っ端から剥がしてはポイッ、剥がしてはポイッ…👋とやっている内に、最後には何かデッカいオバケが現れたので、勢いづいていた僕は、そのまま何も考えずに一気に振動数を急上昇させ、異次元世界にワープさせてしまいました💨

幸いなことに僕の治療室は「除霊用CD💿」がいつも中音量以上でオールリピート再生されている上に、天国のエネルギー状態をハイサンプリングして再現する「デジタル画像製品」が何点も飾ってあるため、この室内にいったん放り出されると、たいていの霊は天使👼のバイブレーションに共鳴し、天界へとアセンションしてしまいます。

そういえば霊障関係の話題が記載されている文章📙を見ると、たいていの場合は、その内容が克明でディテール感豊かな描写が当たり前になっていますよね…確かに読者にとってはとてもスリリングで面白くて…、ある意味納得も共感もできるのでしょうけれど…。

でも毎日の臨床現場で、一体一体の未成仏霊と真面目に真正面から対峙し、彼らがなぜこの宿主に憑依したのか…とか、生前は何をしていたのか…とか、思い残していることはないか…などをとことん聞いていたら、本当にキリがありません❗️

さっき僕は、T子さんに巣くっていた最後の大物霊の描写を試みようとしたのですが、そこでハッと気付きました……そいつがどんな奴だったのか…もうすっかり忘れて思い出せないんです…😢

確か…霊体が黒とグレーのツートンカラーで、それらの色や明暗がグラデーションになっていたところまでは憶えているんですが…、顔までは見てもいなかったということを、今ようやく思い出したくらいですからね😅…そもそも低級霊の顔や表情なんて、マジで見たくもありませんよ。

僕にとってみれば患者さんの人生を邪魔したり、その人の弱みにつけ込んで、これ見よがしにベタベタくっついてくる連中に、ロクな奴はいませんから、逐一チェックする必要性も全く感じません。

ひどい場合は神様や天使や守護霊になりすまして威張りくさったり、「当てモノ」や「予言者」のフリをしたりして宿主を騙したあげ句、最終的には完全に支配したり言動の全てを言いなりにさせたり、生きている人間達には正体がバレないのを良いことに、好き放題に悪事を働いている低級霊がいかに多いかを、この際読者の皆様にもぜひ知っておいてほしいと思います💨

T子さんはちゃんとわかっていて、眠りながらもその都度感謝してくれていた❗️

さて…僕が嬉しかったのは、T子さんが半分眠りながらも、虫みたいな小さな動物霊や中くらいの霊…そして最後に大物低級霊…という具合に、僕が次々に未成仏霊を剥がしていくプロセスに時折気付き、その都度心の中で感謝してくれていたことでした。

そうなんです! 被憑依者の心の中に「感謝のファクター✨」が芽生えると、それが光の皮膜となり、宿主を守ってくれる働きをするのです❗️ だからT子さんは憑依されたとしても、その後の人生は必ず輝き始め、好転するはずです。

…やがてヒーリングが終わると、T子さんが「先生…今日は私、たくさんくっつけて来ちゃったんですね~…」と言うので、僕は「あれっTちゃん…キミは僕が1匹ずつ上げていたのを知ってたんだね?」と聞くと「ええ…だってたまに『テレポートスパーク』を起こしてたでしょう?」と彼女…。

さらに僕が「一匹ずついなくなる度に、くっついていた場所が軽くなったり楽になったりしたでしょ?」と確認すると、彼女はただ「はい…ありがとうございました…」とお礼を言ってくれました。

数年前まではオバケを連れて来ても全く気付かず無関心だったT子さんも、ここまで成長してくれてたんだなぁ~と幸せな気持ちになったひとときでした。

ともあれ、僕にとって低級霊剥がしは毎日の「お掃除🧹」や「クリーニング」みたいな生活習慣で、患者さんが来るたびに、その人の患部に憑依している霊達を片っ端からテレポーテーションさせるのは日常茶飯の風景…逆説的に言うと、オバケが1匹も憑いていない患部なんて、ほとんどあり得ませんからね…本当に困ったもんですよ😌

ヒーラーを引退したとはいっても、まだまだ「頼まれヒーリング」や「お助けヒーリング」で忙しい僕ですが、やはりその都度、患部の憑依霊を半強制的に引き離すワークは今の僕にとってはまだまだ必須なんですよね…。

ただ…問題は「霊をテレポーテーションさせる“送り先”」です…❗️

次回へつづく

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