心のお守りになっている言葉たち

ひさしぶりになってしまった。

最近すったもんだあり、大人になってからおそらくはじめて、大きい声を出して子供みたいに泣いたりした。
そんなことがあって、心が壊れかけていたとき、すんでのところで私の心を守ってくれた言葉たちについて書いておきたいな、と思う。


「感受性豊かやな〜そんないろんな角度から考えれるの?」
中学生の頃、色んな人の気持ちを考えすぎて、自分がどう動けば良いのかわからず雁字搦めになってしまった私に、母が言ってくれた言葉。力が抜けて、とても楽になった。

「何も言わずともいつも頑張っているあなたなので、きっとそうできると思いますよ。あなたは強い人ですから。でも心と身体は無理させないでくださいね。」
精神的に大変つらいことがあり、仕事を休んでしまった日、尊敬している上司にだけ体調不良ではなく本当の理由を話し、まだ気持ちの整理はついていないですが10年後には笑い話にできるように頑張ります、と伝えた際にお返し頂いた言葉。睡眠と食事はきちんと摂ってくださいね、とのお言葉も頂いて、こんなふうな声かけがすぐにできる人に私もなりたい、と思うと同時にこの人の元で働けて良かったなと思った。

「いつも幸せでいてね。」
とってもシンプルだが、私にとってとても大切な言葉。産休にはいられる先輩に連絡をした際、最後に言っていただいた言葉で、
幸せになってね!とはまた違う優しい響きに感動した記憶がある。幸せになるんじゃなくて、幸せでいる、もう既に幸せであるということ、自分がいつも幸せでいることを願ってくれている人がいると思える、そのことが大切なんだなと気づいた言葉でもある。
わたしも、大切な人には折に触れてこの言葉を送っている。


「普段の仕事ぶりをみているけれども、あなたの能力で派遣社員はもったいないよ。もっと力がある。自信もっていい」
バリバリ働く本当にかっこいい総合職の女性が退職の少し前、あなたに伝えたかったことがあったのよね、と話しかけてくださった時にいただいた言葉。自信喪失していて、本当に自分って何にもできないなと思っていた時に言ってもらえたのもあり、ひとりで泣いた。この方に言ってもらえた!というのも自信に繋がり、この言葉を思いだすと頑張ろうと思える。

他にも尊敬する先輩や大切な友人から頂いた言葉がいくつもあるが、さすがに書くと長くなりそうなのでやめておく。

私は本当に要領も悪くてだめだめな人間だけど、こうして人を救う言葉をさっとかけることのできる人生の先輩方に恵まれたこと、本当に幸せだと思う。私も言葉を大切にして優しくてまっすぐな言葉を発していきたい。自戒も込めて。

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