独立に向け、宣言したこと
2011年、28歳の私はとても焦っていました。前職に勤務して6年が経過。デザイナーとして大きなプロジェクトも担当していましたが、責任者と言えるような立場ではありませんでした。仕事にやりがいはありましたが、もっと自分で自由に挑戦してみたい、自分の名前で仕事ができるようになりたいと贅沢な悩みを抱えていました。雑誌などで見る同い年くらいのデザイナー達の活躍を、指をくわえて見ていたのもこの頃でした。30歳で辞める、独立すると友人たちには半分本気、半分冗談で話していましたが、ジリジリと