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トイレの困りごとでよくある質問にお答えします 4


  1. トイレが詰まった場合の対処法や予防方法は?

  2. トイレから水漏れがしている場合の対処法は?

  3. トイレの臭いを軽減する方法は?

  4. トイレの水圧が低下している場合の対処法は?

  5. トイレの便座が壊れた場合の修理方法は?

  6. トイレの節水方法や効果的な使い方は?


前回は3.トイレの臭いを軽減する方法は?
について回答させて頂きました。


本日は4.トイレの水圧が低下している場合の対処法は?について解説していきます。
トイレ空間だけ水圧が弱いと感じることで考えられるのは、


タンクにたまる水の勢いが弱い
・洗浄水の流れる勢いが弱い
・ウォシュレットの勢いが弱い
・手洗いの水の勢いが弱い


といったところでしょうか。


主な原因は以下の通りです。
①錆(サビ)やゴミ詰まり
②バルブの不良または調整が悪い
③トイレの配管が水漏れしている

上記は①、②に共有する写真ですが、
赤丸のところにサビやゴミが溜まりやすいです。
先ずは、バルブハンドルを手(マイナスドライバー)で全開閉を2回ほど繰り返し行ってください。

もし、それでも解決しない場合はバルブが完全に閉まっていることを確認して赤丸上部をモンキーレンチで反時計回りに回しながら外していただくと、ストレーナーという網状になっている金具が出てきます。

トレイストレーナー

修理依頼で↑のストレーナーのゴミ詰まりが原因として一番多いですね。
ストレーナーにゴミが溜まって場合は、歯ブラシなどを用いて除去してください。
これが原因でないとすれば、バルブの不良と水漏れを疑いましょう。
ちなみにウォシュレットの水圧が弱いと感じるときは、今までの説明通りですが、ウォシュレットやタンクレストイレにもストレーナーはついてるので、給水ホースをたどっていき、本体の付け根に↓ような模様のフタがついているのでマイナスドライバーなどで反時計回りで回すとストレーナーが出てきます。こちらもゴミが付着している場合は歯ブラシなどで除去してください。



バルブ不良または調整が悪い
不良の場合は↓の画像のもの(既存付いているバルブと同じもの)を一式交換する方が手っ取り早いです。


調整が悪い場合は、締め過ぎなので、手(マイナスドライバー)でバルブを開けてください。


③トイレの配管から漏水
そもそもトイレの水圧が弱いと感じる時に、漏水が原因だとすればかなりの水量がパイプから出ていることになっているので、耳を澄ますともしかしたらサーまたはコーというような音が聞こえるかもしれません。
もし聞こえたら直ちに元栓を閉めて修理依頼をしてください
ここはプロに任せた方が安心ですし、そのままにしていると内装材の腐食や水道料金が跳ね上がるので早めの対応がいいですね。

近年様々な業種の方々が水道修理事業に参入してきました。
基本的に修理依頼は、住んでいるまちの行政ホームページ内で検索してから登録された事業者に依頼する方が無難かと思います。理由は、行政絡みの仕事しているからです。行政絡みの仕事をしている事業者であれば、ほとんどが知識・経験・料金体制もしっかりしていますし、行政指導のもと工事を行うからです。
昔からありますが、詐欺や施工不良がちらほら見受けられます。
修理を依頼するさいは十分調べてから依頼するようにしましょう。


以上、本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
次回5.トイレの便座が壊れた場合の修理方法は?
を記事にしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

https://shop.obata-suiko.com/