映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』監督記：36 頼もしい大人
近藤さん、塚田さん、菅野さんと河合弁護士、飯田さんの対談では、被災した頃から現在までを訊いた。懸命に務めていた有機農業が放射性物質に台無しにされた心情から飯田さんとの出会い、二本松有機農研の大内さん親子の存在まで、近藤さんの話を聞いていると希望を持つということがいかに人を能動的させるのかを感じる。
飯田さんからは人と人とをつなぐ方法や小さな挑戦を一つ一つ重ねて生まれる底力を説いてもらえた。この映画を若い人に観てもらいたいと強く思う。日本には頼もしい大人たちがいるのだ。
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