EVERY.LIVE　新価格体系

　すでにニュースなどでご存じの方も多いと思いますが、Apple社がアプリ課金レートを変更したことに伴い、EVERY.LIVE公式からも価格改定の通知がありました。

　細かい説明は公式noteに譲るとして新旧価格改定を改めて整理しておきたいと思います。

　みていただければ単価もほとんど変更はなく、お値段は完全に据え置きな設定になっています。
　ですが最低課金額などは変更になるため、それに対してはEVERYチャージで１２０円と４８０円の購入メニューが追加されることも公式のノートで書かれており、ユーザ・ライバーへの影響を最小限に抑えてくれています。

　ただ１２０円の課金メニューができたら本当にアプリ内課金はする意味がなくなりますね。今後はみんなEVERYチャージを使いましょう！

　EVERY.LIVEはこのように影響のない対応をしましたが、他のライブ配信はどうなるでしょうか？
　すでにご存じの人も多いかもしれませんが17Liveは値上げに踏み切りました。

17Liveのアプリ内通知より

　ひどいと思われるかもしれないですが、これどうしようもないんですよ。
　今回のAppleの価格改定って日本円やユーロ、韓国ウォンなどに対しては値上げしたけど、米国ドルに対してはお値段が据え置きになっています。
　ですので、今回のEVERY.LIVEのようにダイヤなどのアプリ通貨の数を増やす対応をしてしまうと、米国や米国ドルで支払っている国のユーザに対して「値下げする」ことになってしまうんです。
　ゲームアプリとかならそれも選択肢かもしれませんが、ライバー報酬という支払い額に影響するライブ配信ではアプリ内通貨を値下げすることは困難なので、17Liveのような対応に世界展開している各社（BIGO Live、TikTok、UpLiveなど）の対応はなると思います。
　まあその意味では今回は国内しかやってないEVERY.LIVEやShowroom、ミクチャなどはチャンスとなるかもしれませんね。ただWeb課金が多いと思うので限定的な影響でしょうけど。