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everylive のいいところ

 先日everyliveの公式ツイッターアカウントでこんなつぶやきがありました。

 ちょっと真面目に、ここについてこたえたいと思います。

1.バランスの良いライブ配信プラットフォーム

 「ライブ配信=ライバーとリスナーのコミュニケーション」の場とはよく言われる話です。このコミュニケーションの場として見た場合、重要になってくるのは「画質」「音質」「ラグの少なさ」つまり「コミュニケーションのしやすさ」の基礎となる三つが重要になってきます。
 画質は映像そのものも含みますが顔加工も含みます。
 この3つがすごくバランスよくできているのがeveryliveの特徴と言えると思います。
 例えばTikTokやYoutubeは画質・音質についてはトップです。ですがラグがひどい(7~9秒くらいある)。ラグが大きいとリスナーがコメントしてコミュニケーションがテンポよく進まないです。Pocochaやeveryliveでの配信視聴になれたリスナーにはかなりのストレスになります。正直この二つはショーパフォーマンスやラジオ的に一方向でライバーが発信しながらたまに気になったコメントを拾うといった配信向けではあるんと感じます。
 またTikTokは不可解なコメント規制ルールなどがメジャーであるがゆえに自動でどんどんされるので、それもリスナーのコミュニケーションを阻害します。

 逆にPocochaはラグは悪くないですし、コミュニケーションのしやすさなどは優れていますが、画質が最悪です。コスプレとかビジュアル的な面を打ち出したい人には最悪ですよね。

 その辺をバランスよく作っているのは17Liveとeveryliveになりますが、everyliveのほうが17Liveより1ランク高いとこでバランスを取れていると感じます。
 ただ音質はeveryliveはいまいちですね。それでも初期に比べればだいぶ改善されているし、歌配信や楽器演奏配信などでなければあまり気にならないかもしれません。
 このストレスなくライバーとコミュニケーションできる場としての全体的なバランスの良さについては多くあるライブ配信サービスでトップと言ってよいレベルだと思います。

2.ランダムギフト

 イベント応援ギフトにランダムでの当たり外れがある仕組み。17などにもあることはありますが、everyliveの場合は一部のイベントをのぞいてほぼすべてのイベントに設定されています。
 これはいい制度だと思います。
 イベントの勝敗が単純に課金勝負ではなく運の要素も入るし、またイベント応援もただライバーさんからの「ありがとう」だけではなく。アタリ・ハズレの一喜一憂の共感をもたらしています。
 また大アタリをだして一気に順位をアップを狙いたいなど、応援するリスナー側の熱も入りやすくする良い仕組みだと思います。
 当初ダイヤに反映されなくなったことから私は熱が下がるのではないかと思ってましたが、結果としてはランダムギフトを投げることを躊躇う必要が無くなったのでいい制度に仕上がっていると思います。

3.Simple is the best

 everyliveって機能が少ないこともあるんですが、本当にシンプルにできています。BigoLiveや17Live、Pocochaなどに比べると半分も機能がないんじゃないかな?
 そのため初心者でもわかりやすいし、ライバーとのコミュニケーションを阻害するものがないことになります。
 Pocochaなんてその極みで、トップライバーと言われるような人気ライバーの枠に行っても配信時間の半分くらいはメーターやらエールやら、「Pocochaの話」をずっとしてるんですよね。
 良し悪しあって、話題が少ないライバーさんやギフトをお願いするのが苦手なライバーさんにとってはその話がそのままギフトをお願いすることにもつながるので助けになる部分もあるのですが、話としては続くと面白くはないですよね。
 この点もリスナーとのコミュニケーションを深める、仲良くするというのには向いたプラットフォームだと思います。

<総評>

 このようにeveryliveはライバーとリスナーのコミュニケーションを深める、そしてその応援をもらう場、としてはすぐれているプラットフォームだと感じます。つまりは「推し活の場としては適している」と思います。
 そこをもっと強化して月額のサブスクリプションや限られた人しか視聴できないような有料または限定配信とかの機能を強化していくとさらにその色を鮮明にして他との差別化にもつながるのではないかと感じます。

 一方で推しが明確にいるリスナーが多く動き回っているリスナーが少ないため、初見さんが他のプラットフォームに比べても来にくいという点が次の課題としてはあると思います。


よろしくお願いします。