#短歌
ひとりきり息を殺してじっと待つ朝になるまで船が来るまで
#tanka
宙に浮いていることに気づいた人から落ちていくゲームだ。ディズニーのアニメーションのように気づかなければそのまま空を走れる。知らない顔をしておならを噴射して浮いているのが僕だ。言い換えるとこれは、気づいているって気づかれないように努めるゲームだ。あとどれくらい耐えればいい?あとどれくらい待てばいい?あとどれくらいがんばればいい?大丈夫って顔で焼き芋を食べて高くなったり低くなったりしながら空中に居座るのだ。生き延びるのだ。
寝る
おやすみなさい