バタイユ『眼球譚[初稿] 』読んだとか。

・バタイユの『眼球譚[初稿]』を読んだ。たしかニーチェに影響受けたという繋がりで気になって読んだんだけど、彼より全然過激派ですね。小便ぶっかけあったり乱交したり人殺したりなかなか忙しい内容だった。情動や欲求が人間の行動の根源にあるという考えはたしかにニーチェと同じで、しかし彼と違うのはそこに社会や自分を良い方向に持っていこうとする意志や思考が介在しない点。ニーチェが否定したのはあくまでキリスト教的な倫理観や正義感であって、この『眼球譚』は『ナチュラル・ボーン・キラーズ』とか『時計じかけのオレンジ』みたいに厭世的で破壊的な印象。後書きかなんかに書かれたバタイユの半生を読むと、彼は人間の人生の不条理さを憎悪しているようだった。カミュにも少し似てる気がする。

・『キングダムカム・デリバランス』を半分くらい進めてやめる。けっこう前から気になっていたゲームで、セールで買っていたものをこのたびプレイした。序盤は当時のくらしがどういったものだったのか「教会」「商人」といった具合に辞書にどんどん追加されていって、それを読むのは楽しかったんだけど、いかんせんストーリーが地味だし戦闘も操作性が悪かったり(←これはマジでひどい)ゲームプレイの魅力はあまりという感じ。サイドクエストも中世の理解が深まるといったものでもないしお使い感が強いしもういいかな。

・『エクソシスト3』を観る。「えっ、3なんてあったんだ」と最近知って観てみたらため息出るくらいつまらない。女の子がカラス神父に、カラス神父が刑事に変わっただけの1の劣化焼き直しじゃん。世間では評判悪い2も個人的には映像綺麗で好きな部分あったんだけど3ってどっか良いとこあんの?若干『セブン』っぽいなとは思ったけど。ふーんこりゃ自分が知らないわけだ。

・『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』をチラ見。作画が神がかっている。ブラウン管時代の線が滲むような表現とか、あと背景が細かくぶれる感じだとか謎のフェチズムを感じる。今知ったけどU149って身長のことなんですねきもいですね。

・肩から腕にかけてぎっくり腰起こしたような痺れと痛みがあり整体を予約する。こえー。

以上


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