見出し画像

身体の声(主にクレーム)を直接聞いてみた

9センチの子宮筋腫が発覚して8ヶ月、乳がん検査で左胸に乳腫瘤が見つかって2ヶ月。
ホルモン剤は身体に合わず、漢方は効いてるのかわからず、かといって33歳で子宮全摘する勇気もなく。

どうすればいいのかグルグルしていたとき、最近知り合った方に「鎌倉にいいお灸屋さんがあるよ」と教えて頂いた。

ネットで調べてみると、どうも普通のお灸ではなく熱針(ねっし)療法という手法らしい。
普通のお灸は受けたことがあるが、すぐ熱くなってしまいすぐ火を消してもらって、効いてるのかよくわからなかった。
しかしこの熱針療法というのは悪いところは熱く、健康なところは気持ちよく感じるというものらしい。

なんだかピンときたのと鎌倉はアクセスしやすかったので行ってみた。

鎌倉駅から歩くこと約10分、道の左手の建物の一階の奥まったところに、そのお店はあった。

先生の説明を聞き、早速熱針療法をお願いする。
針といっても鋭利な尖ったあの針ではなく、先っちょが丸くなってる棒のようなものを温めて経絡に沿って当てていく。

「最初にちょっと当ててみましょうか~温度はこんなもんですよ」

そう言われてお試しで当ててもらったが、どちらかというとぬるくて気持ち良い温度だ。実際には42度前後の、ちょっと熱めのお風呂くらいの温度らしいけどそんなに熱くなくてホッとした。

「小澤さんは婦人科が主訴なので、腎臓の経絡を当てていきますね~」

と言われ、当ててもらった。

・・待って熱い熱い熱い熱い!!

なんでこんな違うん!?温度こっそり変えてない!?とチラッと先生の持つ棒を見てみたが、先生が持っていたのは先ほどと同じ器具だった。悪いところは熱く感じるというのは本当だった。
左の経絡から当ててもらったのだが

「小澤さんは右の腎臓の方が弱ってるので、右はより熱くなると思います」

いやちょっと待ってくれ。これ以上はちょっと・・

と思った瞬間、右の腎経絡が始まった。

あついあづいよアっジイよ!!!

もはや熱いというより痛い。そしてこうなってくると笑いが込み上げてくる。本当にヤバい時、人は笑ってしまうらしい。

しかし何度か同じところを熱してもらって、3回くらいこすってもらうと何かが「スッ」と抜ける感覚があり、抜けた後は不思議と熱さがなくなり、ぬくいものを当ててもらってる感覚だった。
心臓や肺の経絡も当ててもらったのだが、その辺りは全く熱くなく、むしろ気持ち良いくらいだ。

「じゃ、卵巣と子宮も当てますね~」

いや待ってウソ熱い熱いあつい!!!

私「ごめんなさい・・」
先生「何に対してですか?」
私「からだ、ごめんなさい

先生(元気)「さあ、左の胸も当てますよ~乳腫瘤あるからちょっと左は熱いかも・・」

熱い熱いあついってだからああああ!!!

しかしその後当ててもらった右胸は全く熱くなかった。

その後骨盤調整もしてもらい、生活のアドバイスをいただく。とにかく婦人科系は腎臓が弱いとトラブルが起こること、あと胃下垂で内臓圧迫の傾向があるので下記のアドバイスを実践することになった。

胃下垂防止のために
→いつもプラス20回は噛む。とにかく噛む回数を増やすことで内臓の負担を減らす。

腎臓機能の向上のために
→①足から下は冷やさない
 ②睡眠改善。特に2時に深い熟睡に入っているのが理想なので23時には布団に入る。
 ③葉物野菜に腎臓を弱めるシュウ酸が結構入っているので、野菜は根菜を中心に摂る。
  シュウ酸の多いブロッコリーや小松菜・キャベツはジャコなどカルシウムと一緒に食べる。

「腎臓が弱ってますよ」というアドバイスは色々頂いていたが、実際にどうすればいいかまで聞けてなかったので助かった。

加えて、これまで受けてきた治療やセラピーは先生やセラピストさんに身体の声を代弁してもらっていたが、この療法ならダイレクトに身体の声(主にクレーム)を聞いてあげられる気がする。

初回はだいぶ大騒ぎしてしまいましたが、ちょっと通ってみることにしました。続きはまた書きますね。


最後までお読みくださり、ありがとうございます。書き続けます。