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イマーシブミュージアムとやらに行ってみた

今―支部ミュージアム

打ちなれないとこうなるんですよ(笑)

で、行ってみたんです。
モネ&フレンズ・アライブ

デッドオアアライブじゃないですよ(笑)
御身はデッドオアアライブでしたけどね(笑)

うん。没入わかります。没入。見入りました。
でも、魅入っていない…。

えっと…
印象派の絵画を見るのは昔から好きです。
理由は、中学生の頃自分の描いた画を
「セザンヌみたいだ」と褒めちぎってくれた美術の先生がいたからで
後にセザンヌが「下手っぴ」とか言われてたのを知った時には
ぬぬぬぬぬぬぬぬ…。と思ったことは置いといて…。
小学生の頃、漫画「悪魔の花嫁」で知るドガや
学生の頃美術館で見たモネやマネ、スーラの点描をマネして描いたりした画は根気がなくてただの雑な仕上がり等々
印象派に対してはそれなりの思い入れは、あると思う。
そして
大人になってからも何度も何度も美術館には生の画を見たくて足を運んでおります。

なので、
行ってみたんです。
デッドオアアライブ
ではなく
モネ&フレンズ・アライブ

前売り取れなかったのでこりゃ平日だ!と
健康診断の日にぶつけて平日AM行ってまいりました。勿論ひとりで。

うーーーーーむ。。。。。。。。
素人だけど、絵画っていうものは、質感といいますか
私が絵画を見るのが何故好きかというと
そう質感。リアルな当時を想起させる質感。
これが好き。
描かれたその年代の色、絵具の量感、画そのもののもつリアルさと
当時のキャンバスの実態、重厚額縁
それらをまじまじと、悪い頭なりにほうほうと、
人物像であるならその人物になりきったり
背景に自分の身を置いてみたり
着ている服の肌触りや瞳の先に見えてるだろうもの、人
はたまた傍に描かれた道具類の使用感など
そこに描かれている全てをなぞってなぞって思いを馳せて…
50過ぎのおばはんは夢見る夢子に…なるんです。
なるんですよ。夢見る夢子に。
それがやめられないから美術館に行くのが好きで好きでたまらない…

そんな私が
評判の高いモネ展とやらに行くのは必定。
クラシック音楽も嫌いではない寧ろ好き。
N響だって何回か経験あるぞ。

今―支部…違う違う
イマーシブミュージアム。

Xを帰りに見てみたけど評判はやはり良い。
おばさんの感想。
写真撮影ポイントはペア前提だからおひとりさまは大層居辛かった。
スルースルー。(タイトルの”フレンズ”導入はそういうことね)
本編というか最大見どころブースは確かに没入感はあった。
ゆっくり座って時には瞑想にふけったりしながら
日々の面倒なことを忘れるにはモッテコイ。
数時間のんびり過ごせるなら良いかもしれないけど
如何せん、人が多い。平日AMにもかかわらず。
確かにとてもリアルに筆の運びも映像で見られるし
360度カメラ風にその「場所」「景色」を立体化具現化して見ることができたり
そういったのは面白かったかな。
だからこそ、本物がなおさら見たくなった!
それを強く思った。
そっちのいつもの美術館ならおひとり様でも平気ですしね。
これこそが今日の最大の収穫。

そして当日健康診断直後の身。
診え辛いとかで例のゲップ我慢の発砲飲料をプラスα飲まされてるし
なんてったってバリウムの入ったお腹よ。
音響が良いか悪いかと言われれば考えるところだが
それよりもその音響が足元からお腹に上がってくるくる。
例のそわそわ感がお腹を襲う。
死ぬか生きるかデッドオアアライブ。
それが私の
モネ&フレンズ・アライブ 

でした。チャンチャン。

7/17 実はその昔画を描くことが好きでした。



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