第6章 ポマンダーとクイントエッセンス
オーラソーマの三本柱と相互作用
オーラソーマでは、自分自身にくつろぐために、さまざまなプロダクトを用意しています。
①「イクイリブリアム」
②「ポマンダー」
③「クイントエッセンス」
この3つは、多くのオーラソーマプロダクトの中心となるもので、三本柱とか三種の神器と呼ばれることもあります。
この3つを使うと相乗作用で、トータルに人間のチャクラとオーラをケアーし、バランスを取り、活性化させます。
「オーラソーマの体験キット」は、これらの3つのオーラソーマ製品を1つのセットにしています。
https://artbeing.com/aura-soma/taiken_kit.html
3つをセットする理由は、それぞれの相乗作用によって1つだけを使うより、高い効果が得られるからです。
同時に使うことで、トータルに人間のチャクラとオーラをケアし、バランスを取り、活性化を促します。つまり、3つのプロダクトは三位一体として機能するのです。
では、イクイリブリアム、ポマンダー、クイントエッセンスは、それぞれどのように三位一体となって作用するのかを簡単にご説明します。
イクイリブリアムは、身体に塗ることにより、皮膚から浸透し、血管、リンパ腺を経由して、内分泌腺と関連するチャクラを経由して、オーラに作用します。
ポマンダーは身体から数センチ離れた電磁場の領域のオーラに作用します。
繊細なエネルギーのクイントエッセンスは、身体から数十センチ離れたアストラル体のオーラに直接作用します。
三つを同時に使うことで、肉体のエネルギーから微細なオーラにわたって、全体的に(ホリスティックに)作用するようにデザインされています。
また、ポマンダーとクイントエッセンスには、それぞれの機能と役割があります。
そのため、イクイリブリアムとは別に独立して使うこともできます。
ポマンダーの由来
ここではポマンダーとクイントエッセンスについて、もう少し詳しく見てみましょう。
あなたはこれまで、「ポマンダー」という言葉を聞かれたことがありますか?
辞書によると「pomander」という言葉の意味は、「におい玉」や「におい玉入れ」などと書いてあり、英国の匂い袋を表す言葉のようです。
語源はフランス語の【pomme d'anbre】なのだそうで、【pomme】は「リンゴ」、【anbre】は「アンバー」、【pomme d'anbre】とは、「アンバー(樹脂)のリンゴ」といった意味になるようです。
リンゴという言葉は実際のリンゴを指すだけでなく、丸いものの象徴としても使われたみたいですね。
金や銀製の丸い容器なども【pomme】と呼ばれたようです。
画像出典;https://goo.gl/otyT8o
まだまだ衛生概念などなかった時代、異臭や伝染病などから身を守るために、芳香植物をミックスした袋を身に付けたのですね。
その歴史はけっこう古くて、十七世紀のエリザベス1世の時代、特に黒死病の流行した時期に人気があったものらしいです。
十七世紀の英国の法廷では、裁判官が明晰な判断を下せるように、裁判官の机の上にりんごの中にクローブ(丁子)が置かれたのだとか。
甘い香りをただよわせて、身体を洗っていない罪人の悪臭を防いだ、という説明を聞くと、なんだか映画の世界に入っていくみたいですね。
いずれにせよ、歴史的にポマンダーは、香りや揮発成分によって邪気を払い、環境を浄化するという、護身用の聖なる香りの意味があったのですね。
しかし、その聖なる香りの伝統は、じつはすっかり形骸化していました。
オーラソーマ・ポマンダーの誕生
ポマンダーを本来の意味で現代に蘇らせたのが、オーラソーマの創始者ヴィッキーさんでした。
じつはバランスボトルを生み出す前に、キロポジストとして診療を続けていた時代から、彼女は自分の菜園でハーブを栽培し、あるハーブのコレクションを作っていました。
キングズ・ランサムにいる間、私は霊感によって、薬局時代の名残である薬ビンに植物のエッセンスの特別なコレクションをつくりました。
それぞれの薬ビンには、四十九種類のエキスとエッセンスが入っているのですが、ビンごとに、エキスの割合は異なっています。
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p230)
キングズ・ランサムというのは、当時ヴィッキーさんが開業していた場所のことです。
(薬草の棚:イメージです)
画像出典:http://kathysvintagekitchen.blogspot.jp/
このように大事に育てていたコレクションが、バランスボトルが生まれた後に「ポマンダー」として完成したのでした。
それはどんなタイミングだったのでしょうか。
ヴィッキーさん自身の言葉で聴いてみましょう。
オーラソーマのポマンダーは、一九八六年、私たちの二度目のデンマーク訪問の直前に生まれました。それはチェルノブイリの原発事故の起こった年であり、スカンジナビア半島は放射能汚染の影響下に置かれました。
状況は非常に深刻で、マイクと私は何も知らされないうちに唇と喉にいがらっぽさを感じ、ふと思いついて「ポケット・レスキュー」をつけてみると、症状は緩和されました。
その後、何が起こったかを聞いて、汚染を浄化するのにポマンダーを使ったのですが、ポマンダーとポケット・レスキューは、見事にその役を果たしてくれました。
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p231)
なんと、地球を襲った未曾有の汚染、チェルノブイリの原発事故のときだったのです。
画像出典:https://historyplex.com/facts-timeline-aftermath-of-1986chernobyl-nuclear-disaster
中世のポマンダーがペスト(黒死病)やコレラといった極端な衛生状態の悪化から起こる災害から身をもまるための手段として誕生したのだとしたら、現代に蘇ったオーラソーマ・ポマンダーは、放射能汚染というきわめて現代的な環境汚染から身を護るタイミングで誕生したのですね。
ポマンダーの成分とその働き
オーラソーマのポマンダーは、49種類のハーブの抽出液とエッセンシャル・オイルの組み合わせに、クリスタルのエネルギーが加わってできています。
17種類のポマンダーには、それぞれ割合は異なりますが、どれにも49種類のハーブが含まれているのです。
ポマンダーはオーラの本来の状態を回復し、環境からの悪い影響に対して保護する層を作り、オーラについたネガティブなネルギーを取り去り、浄化し、リフレッシュさせてくれます。
イクイリブリアムは肌に塗り、身体に直接働きかけますが、ポマンダーは、肉体から数センチ離れた電磁場の領域に作用します。
ポマンダーは、その色の固有のエネルギーを含み、肯定的なメッセージを私たちの経験にもたらします。
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