スモールトークにぶっこみたい

私は去年(2022年)12月よりカナダに住んでいます。

ところで、北米?ヨーロッパの文化なのかわかりませんが、その辺りの海外の国ではスモールトーク(ちょっとしたとき軽く他人と話をする)というのがあります。

そのちょっとした時というのは、エレベーターの中、レストランのウエイターさんと、その時たまたま居合わせた人と、パーティー、タクシー、職場、不特定多数の人たちとお出かけ、等々日常のいたるところにスモールトークは潜んでいます。

私はそれが苦手です。

そもそも、あまり社交的ではない私と、自身の英語が中の下くらいなこと、また、ネイティブ英語スピーカーならではの、子気味良いジョーク的なのを挟まれると、だらしなく笑って会話を終わらせてしまうことの多い私です。

また、スモールトークを見てきた考察として、本当に上っ面の薄っぺらい話をしています。店員さんとならまだ当たり障りのない話をしようというのはわかりますが、友達の友達等、これから仲良くやっていきたい人に対してもそれでいいのかい、という思いがちらつきます。

郷に入っては郷に従えと、北米スタイルの、笑顔、声は大きくハキハキと、普通のことを言う、をやってみたりもしますが、日本の私のスタイルとは大きく異なりすぎていて、なんじゃあこりゃあ、心で突っ込みたくなります。

恐らく、とりあえず初めは、私は変な人間じゃないですよ、まっとうですというアピールをしようという事なのかわかりませんが、そのせいか、どの人と話しても男女も年齢も平等に、関係なく誰と話してもほぼ一緒に感じるという弊害が起きています。(私の英語能力にも問題あり。。)なんか面白みに欠ける。

その人らしさとか、その人の変なところ、テンポ、言葉の端が出た時に、会話してて面白いなぁと思うのですが、そういったものがスモールトークにはそぎ落とされている感じがするのは私だけですか?

そんなわけで、前置きが長くなりましたが、スモールトークに当たり障りのないことを言うのを辞めよう!

※この場合、店員さんや全くの他人は避け、これから顔を合わせる可能性のある、伸びしろのある方に限り行います。

会社のピザランチパーティー

パーティーというのは大げさですが、7,8人の規模でみんなでピザをランチで食べる日というのがありました。海外っぽいですよね。
そんな話をしたことのない人達とピザ、始めは結構みんな遠慮して気まずい無言も続きました。
よし、私が先陣を切ると言わんばかりに

「この長テーブルでご飯を食べる光景、日本の葬式を思い出すよ!」

「ジーザス、、、、」

といわれてしまいました。確かに言いすぎました。だって火葬中に寿司食べるじゃないですか、なんかあの光景思い出してしまったから。

その後、
葬式は何食べるの?
寿司だよ、
ピザじゃないんだね、
という寂しい会話が線香花火の燃え尽きる寸前のように続きました。

同居人のおじさんとレストランでの会話

気を取り直して、同居人のおじさんがアメリカから遊びに来ました。
レストランで食事をしながら、おじさん日本に何回か旅行へ行ったことがあるとのこと。新幹線が気に入ったとのことでした。

新幹線と言えば、この話題!
「車内販売のワゴンにスジャータのアイスクリームってのが売ってて、それが滅茶苦茶固いで有名なんだよ!今度来たら試してみて!」

しー-ん

あれ?さっきまでの新幹線への熱い思いはどこへ行ったんだい、おじさんよぉ。

なんか無視されてしまいました。

結果:スモールトークにぶっこむとうまくいかないかも

うー-ん、悔しいです。
これが日本語だったら、ちょっとくすっといきそうなもんなのですが、私の技量が足りないのか、ぶっこみすぎているのか。

ついでに:同居人姉との会話ー普通編

ぶっこまない普通の会話もしました。

同居人のお姉ちゃん、アクティブな方で、結構ハードな山登り、ボルダリングにはまってるそう。youtubeではボルダリングの大会を見て、オリンピックでは日本が強いのよ!しかも日本選手をジムで見かけたことがあるんだけど、緊張して声がかけられなかった!と熱狂していました。

結果:会話としては結構うまくいった

だが、私としては不完全燃焼。
まだまだめげずにこれからも試していきます!まずはジャブ程度に、、、


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