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田舎は京丹後

田舎について書いてみようと思う。
田舎から大学で東京に出てもう20年以上になった。ということは東京で暮らす時間の方が長くなったということなのか。
歳をとったものだ笑

私の田舎は京都府北部の京丹後市のとある小さな港町である。
京都市内から車でも鉄道でも2時間半くらいかかる、京都であって京都でない、京都にうみあったっけ?と言われるそんな場所。
そして、京都弁じゃなくて丹後弁というなぜか名古屋弁とそっくりな方言が使われている。

市といっても数年前に合併で市になっただけで、本当にドがつく田舎である。
私が住んでいたのは市の中でもさらに小さな港町、というか当時で500人くらいの集落だった。今は高齢者ばかりでもっと少ない。

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田舎にいた時は、マックもない、コンビニもない、映画館もない田舎すぎて早く東京に出たいなーと思っていたが、大学に出て離れてみると対照的な自分の田舎のことを見直した。

綺麗な海岸線、山、海の幸などの食べ物、夜には満点の星空。そして風光明媚な景色が至る所にある。
夏になれば海で日焼けで真っ黒になるまで遊び、冬になれば雪で遊び、日本海の荒波をみて育った。
こんなにも美しい場所で育ったんだと、つくづく思った。

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大学からカメラを始め、田舎に帰るたびに写真を撮りまくった。当時はまだフィルムでがむしゃらに。最近はカメラを購入するたびに撮影を楽しみに。

最近になって、「海の京都」なんて観光番組や地方移住などでちょこちょこテレビに取り上げられるようになった。

京丹後がテレビで映るたびに嬉しくなるのはやはり田舎のことが好きなんだと思う。

もちろん、家族仕事をもった今からUターンするのかというとまた話が違うのではあるが。

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子供の頃に遊んだ海で我が子と。

子供も田舎のことを気に入って夏が近づくと、いつ行くのいつ行くの?と楽しそうに聞いてくる。

今年ももう少し。

今年はライカを持って帰ろう。ライカで田舎を残そう。

思っていたことの半分くらいしか上手く表現できてない気がするけどこのへんで。

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