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「失敗が怖い」は嘘なんじゃないか?

「失敗が怖いから行動しない」は嘘なんじゃないかな?と思います。

本当の意味で失敗を恐れている人は「自分は失敗する人間だ」と思うことも思われることも嫌ですから、失敗をそのままにしません。成功するまで再トライを続けるはずです。

ですから本来「失敗が怖い」という性質は「行動しない」に結びつきません。むしろ行動量は増えるはずです。

人は生きているだけで何かしらの失敗をし続けますから、リカバリーするための行動に追われているはずです。本当に「失敗を恐れている」のなら。

行動しない(できない)人はむしろ、失敗を「自分にふさわしいもの」と思っている可能性があります。

失敗を失敗したままにしておける。行動した結果が徒労に終わっても悔しくない。「まあこんなもんでしょ」と自分を納得させてしまう。

腹の底では「自分は報われない人間だ」と思っているから、報われない現実に「おかしい」と思わない。

搾取されても、プライドを傷つけられても、雑に扱われても、「そんなのおかしい!!」と声をあげない。負け癖がついちゃってるってことです。

なぜ負け癖がつくのか。空気を読むからです。自分が声をあげると空気を乱す。だから黙る。やり過ごす。丸くおさめる。

ふざけんなよって感じです。自分のことは自分しか守れないのに、自分を犠牲にすることが「いいこと」だと教えられているから、その通りにする。

自分の大事なものを偉い人のひと声で喜んで差し出す。大事な時間を会社のためなら喜んで差し出す。ボロ雑巾のように扱われて、それでもヘラヘラ笑ってる。「そうしろ」と教えられたから。

そんな自分に「おかしい」と思えないことがいちばんの失敗ではないでしょうか。優しさを利用されて、身も心もボロボロになったのに、なんの対価も得られない。そんなのはいやだ

何のために生きているのか。幸せになるためです。報われるためです。自分を納得させる必要はありません。

失敗は怖くていいです。失敗したままでいられることがよくないです。うまくいかない自分がデフォルトだと感じてしまうことがよくないです。

あなたは今の現状について腹の底ではどう思ってますか。納得いってますか。綺麗にまとめようとしてませんか。あがいたりもがいたりしないことが大人だと思っていませんか。

いただいたサポートはミックスナッツになって僕のお腹の脂肪として蓄えられます。