DDRのSUDDEN+を押す回数による約0.01単位でハイスピを調整する方法


DDRにおいてSUDDEN+を活用しているプレイヤーも多いと思いますが、今回は押した回数で実質約0.01倍単位でハイスピードを調整する計算式について記述をしていきます。
ここではノーツが画面上に表示される、寺でいうところの緑数字を

譜面認識速度域

として紹介して行きたいと思います。
ほーんそっか程度にご覧ください。

・そもそも譜面認識速度域とは?

Beatmania IIDXにおける緑数字と同じような数値と考えてください。
DDRではBPM x ハイスピード値で譜面の認識速度域を変えております。

※例
180BPM x 3.25 = 585(譜面認識速度域)

よくあるハイスピのかけ方ですね。これを普段400BPMで1.5のハイスピをしている人にとっては若干遅いくらいになります。かといって3.5をかけると

180BPM x 3.5 = 630

と、ちょっと早くなってしまいます。
微調整がしたいッツ…!!ここでサドプラで調整をするワケですね。
それではこれからSUDDEN+を何回押せば丁度良くなるか。
・・・の前に、まずはSUDDEN+の仕組みから解説していきます。

・SUDDEN+は何回押すと閉めきれる?

これは回数が決まっていて、ズバリ100回で閉めきれます。HIDDEN+も同様で、SUDDEN HIDDEN+の場合は50回で閉めきれます。
これは単純に、ボタンを1回押すと画面が1%隠れるからです。

※引用元→https://w.atwiki.jp/iamkenzen/pages/277.html

それでは1%とわかってるならば

BPM x ハイスピ x 1.01n

となるのではないか?と思われますが実は違います。
実際は判定エィリアの中心を過ぎてしまうと判定エィリア外になるからです。
矢印の中心から数えると1回のSUDDEN+シャッター上昇率が

約1.2%

となります。
yを押した回数として、これを式にすると

1/(1-0.012y)

となるので、nを求める計算方法は

n=1/(1-0.012y)

となって譜面が認識できる速度域が早くなっていきます。


・実際に計算してみよう!

BPM x ハイスピ x n ≒ 600
という計算式に、さきほどの180BPMと3.25を当てはめます。

180 x 3.25 x n = 600

となりました。ここに公式とするnをあてはめていくと
585 x 1/(1-0.012y) ≒ 600
585 x 1/(1-0.012 x 3)
585 x 1/(1-0.036)
585 x 1/0.964
585 x 1.04(小数点第三位は四捨五入)
≒600 (608 最終地は小数点第一位で四捨五入)

となって、600~620程度が適正な人には若干早いながらも丁度いい値になります。
遅い方がいい場合は三回ではなく二回にして

585 x 1/(1-0.012 x 2)
585 x 1/(1-0.024)
585 x 1/0.976
585 x 1.02
≒600 (597 最終値は小数点第一位で四捨五入)

となるので580~600程度が適正な人は2回押すと丁度良くなります。

・だいぶ感覚的になるが実践的な使い方

ここまで計算式を作り解を求めましたが、実際に活用するときは押しっぱなしにしたまま適当にやることが多いと思います。ですが

「HERE WE GO」

の文字列一番下にシャッターを合わせると48回程度押した位置になるのでおおよそ半分隠せます。
半分隠れるということは、倍速化してるのと同等です。
AVENGERやVALKIRIY DIMENSION等の
つけ外しが容易、かつBPMが倍に変化するだけの楽曲においてはかなり有効打です。

・最後に

大前提となりますが、自分自身がどれくらいの速度域がちょうどいいかというのを理解していないとこの計算式は活用できません。
ですが回数こなしていたり、サドプラを使わないでハイスピ調整だけで済んでいる楽曲をプレイしてその速さをベースに、どれくらい速くすればいいか等わかってくると思います。
KAC予選Bが始まりましたが、活用していただけると幸いです。

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