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309. 性への本音に気づき始めた女たち

こんにちは、梅田王子です。
今回は、「性への本音に気づき始めた女たち」というお話をします。

○○は不良がするものという社会規範

一般に、「女性は妊娠のリスクがあるから容易に男に体を許してはならず、快楽のために行為に及ぶなど不良のすることだ」という共通認識があるということで間違い無いと思います。

これらは主に学校とテレビで教えられ、とりあえず「結婚する(している)相手以外と行為に及んではならない」「行為は結婚を条件に許される例外であり原則は及んではならない行為である」というのが確立している社会規範です。

ところが、近年学校とテレビ、社会的共同体の影響力が下がったこと、特に女性も社会に出て働くことが前提になったことで、これら社会規範の拘束力が弱くなってきたのも間違いない事実だと思います。

昔、学校の先生というのは絶対的な存在で、母親といえども全く反論の余地を許さない凄みというものがありましたが、例えば子供が禁止されている休憩時間のお茶飲みをしたと言って叱ったところで、その母親に「先生だって職員室の机の引き出しにお菓子入れてるでしょ」と言われて終わりです。その子の母親も社会で働いているのですから、そんな理不尽なルールを作って指導したところで、なんの凄みも生まれなければ「あんた馬鹿じゃないの?」と逆に返り討ちに遭うようになっているのが今の社会です。

男性に夢を見るのも難しくなった現代女性

このように、女性にとって社会生活がベールに囲まれた未知の世界でなくなったことで「世間の男性というのは社会においても実は大したことない」ということが知られてしまい、ある意味男性への夢も見られない状態になってしまったわけです。

そして、妊娠のリスクについてです。誤解を恐れずに言えば、日本の品質基準を満たした避妊具を適正に用いた場合の避妊率は100%と言って間違いはないでしょう。さらに、「妊娠などしたくてもそう簡単にはできない」という現実も明るみになりました。中高生同士の若い体同士ならいざ知らず、30歳を超えた体で適正な避妊をし、一体何のリスクがあるというのかというのが皆が口にしないけど心の中に宿す本音です。

そういうわけで、「行為は結婚を条件に許される例外であり原則は及んではならない行為である」というのが最後に残された謎の価値観となります。神様は性欲という欲求をプリインストールで人間に標準搭載させているのに、人間が勝手に性欲により実現される行為を禁止したり制限をかけたりすることに、一体何の正義があるかというものです。

結局、女性は既存の性への価値観に疑問を感じつつも、とりあえず今までそうだったからという理由とのせめぎ合いの中で揺れ動いているというのが今の女性の現状です。

本当はもう「素直にやりたい」って言いたいんだけど

私は、女性とのお付き合いの中で信頼関係のレベルが一線を越えたなと感じる境目というか、そういうものがあると思っていて、それを超えた女性とは基本的に快楽のための行為をお互いに希望しているという関係になると感じています。

それでも、その一線を越えてから実際に行為に及ぶか、それまでにいくら時間がかかるかは本当に人それぞれで傾向すらわかりません。あっさりパンツを脱ぐ女性もいればむうむう悶えながらもなかなか一歩を踏み出せない女性もいます。

ここの差ははっきり言ってその女性が過去どれだけの制限を自分にかけてきたかという蓄積の産物に過ぎません。少しでも早く荷を下ろせばそれだけ長く人生を楽しめるのですから、私はなるべくその荷下ろしの作業をお手伝いしようと協力するわけですけど、私は心理学の専門家ではないのであまり強引なこともできません。

その女性を縛っているものは何なのか?

しかし、女性と言っても人間なわけですから、人間が作った謎の価値観に勝てるような存在ではないですし、その価値観の影響力も落ちているのでいわば「社会とのお付き合いのために」そんな謎の価値観に付き合っているだけだったり、エネルギー自体が下がっていまさらあらがう気力すらもうないという後ろ向きな動機で今まで通りを過ごしているに過ぎません。

この女性を縛っているものの正体はなんなんだろう?

そういう疑問に意識を向けて女性と接し続けていると、次第に相手の女性も早く荷下ろし作業を終わらせることができ、その分長く素直で素敵な性生活をおくれるお手伝いができるかもしれませんよ。

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