「子供が好き」というだけで個別講師を続けていたら病んでしまった大学生

おはようございます。
梅田王子です。
今回は、子供が好きというだけで教職を務めることはできないという話から、ナンパについてお話ししようと思います。
基本恋愛系の記事なので、びっくりされた方もいるかもしれませんが、有益な情報なので教育系の記事と思って訪れた方も騙されたと思ってそのままお読みください。

花形アルバイト塾講師の舞台裏

私が大学生だったころ、塾の講師という花形のアルバイトがありました。1授業あたりの単価が高く、なんかかっこいい、楽そうというイメージも合間って、かなりの競争倍率を勝ち取ってやっと有り付ける、憧れのアルバイトでした。

私は子供ウケのよい出で立ちだったので、幸運にもその塾のアルバイト講師ができたのですが、意外と塾のアルバイト講師は離職率が高いということもわかりました。

いうまでもなく、塾の講師といえども接客業なのですから、当然子供とのコミュニケーション能力は非常に大事です。そして、反面子供というのは非常に正直です。ある程度社会性はあるにしても、子供からの講師の悪評というはどうしてもさまざまなルートで漏れ聞こえてきます。

経営者に好かれる講師、子供に嫌われる講師

塾の経営者としては従順で都合よく働いてくれる大学生の方が、雇用するにははるかに良いのですが、そんな都合の良い大学生が子供からの評価も高いとは限りません。
中には、経営者としてはたくさん授業をもたせたいのに子供たちからのウケが悪く、板挟み状態となり精神を病む人もかなりいたのです。

2005年、京進という塾で大学生の学習塾講師が生徒を刺殺するという事件がありました(宇治学習塾小6女児殺害事件)。ウィキペディアにも載っている大きな事件ですが、私もその時期に学習塾のアルバイトを兼務していたこともあり、事件の背景を関係者ルートでかなり詳しく教えてもらった記憶があります。

大雑把にいうと、本当に上述のような感じだったようです。加害者の大学生は「従順でおとなしい好青年な坊ちゃん」という印象で、子供からの評判も決して悪くはなかったようです。
でも、その中にそんな彼とソリの合わない女児がいて(いますよ当然!)、それでもおそらく好青年を演じ続けたのでしょう、次第にその板挟み状態が恒常的ストレスとなり、殺すという事態にまで発展してしまったのです。

子供のネガティブサインは絶対伝わる

私もかなり塾の講師をやり込んだ経験上わかるのですが、子供は絶対に自分の感情を隠し切るなんてことはできません。いじめのサインに気がつかなかったというおきまりのセリフがありますが、それは気がつかないようにわざと表面上の振る舞いだけを見るように工夫していた成果・産物にすぎません。
「気がついてしまうと対応しなければならないから、気づかないふりをする。」
これは、業種業態を問わず、一度でも働いたことのある人なら理解できる感覚だと思います。

それでも、いくら教師といえども、ある子供が自分のことを嫌っているという感情を抱いていれば、例外なく気がつきます。そして、自分に悪評が流れているともなれば、教師だって相当深く傷つきます。
中には、その「深く傷ついている自分の弱さ」を隠すために、子供相手に威圧的な暴言を吐いたり、暴力教師になったりして誤魔化すという行動に出たりします。
これは、ブラック上司爆誕!のメカニズムと全く同じです。

子供の面倒くさい部分も受け入れられるか?

どんな教師でも、教職に就く前は「子供が好き」という感情でその仕事を選んだ人たちばかりだと思います。しかし、現実は「子供が好き」だけでは教職を職業として続けることはできないのです。

所詮は接客業なのですから、お客様のようなものである子供から、嫌われたり、悪口を言われたり、そういうことは必ずあります。
それも含めて受け入れられる、「無条件の好き」がなければ、教師なんて仕事は務まりません。

私も、小・中・高で例外なく特定の教師をボロクソに言っていた経験がありますし、塾の講師を始める時も、当然「そのようなことはある」という前提で始めました。
結果として私は人気講師となり、むしろ「ナントカちゃん梅田先生でいいなぁ〜」と、その子の担任の前で露骨にいうものだから、その子の担任から逆恨みされたり「梅田という存在が面白くない」として講師間のいじめに遭遇することも何度かありました。

でも、そんなことも織り込み済みです。でなければ、人気がものをいう商売、塾の講師なんていうのも言わば水商売なのですから、そんな足の引っ張り合いで消耗するなんてことも、織り込み済みでなければ当然務まらないのです。

前提として、女性とは面倒くさい生き物です。

延々と仕事論なのか精神論なのか生意気なことを書き連ねやがってという雰囲気になってしまいましたが、都合のいいところばかり好きというだけでは何事も務まらないという認識がないと、塾の講師であろうが、どんな仕事であろうが、当然ナンパ・恋愛もうまくいきっこないというのは共通しているのです。

セックスだけできればいいとか、可愛いだけならいいという考えの男がモテるとはとても思えません。男から見れば、女子というのは信じられないレベルで面倒くさい生き物です。これを「ふむふむ」と納得できないようでは、女性との交流経験がなさすぎます。または浅すぎます。
女性とお付き合いしたことがない人であれば、ここに「ふむふむ」と納得できるだけの覚悟が必要です。

嫌でも正しいからする。正しいけど嫌だからしない!

よく、男性の行動規範は理屈上正しいか正しくないかで判断され、女性は好きか嫌いかで判断されると言われます。当然100%それだけではありませんが、女性の方が圧倒的に好き嫌いによる判断を優先します。
男性は嫌な仕事があってもすることが社会的に正しいからするという判断をしがちですが、女性は社会的には正しいけど嫌だからしない!(プンプン)というわけのわからない判断をします。
残念ながら、主従関係が男性とは逆なのです。

ですから、「仕事が忙しくて今日は寝なければいけない」のは正しいとは頭ではわかっていても、今会いたいから来て・行く、好きだからとかいうことをやっぱり言ってしまいます。
これを、女性自身から「ここは彼に寝てもらう方が私も気持ちいい」と心変わりしてもらうという方法で説得できるかどうかが、女性の扱いが上手いか下手かの分かれ道になります。

「明日も仕事だから寝なければならないんだ」と理屈で説得しても、事態は何も変わりません。「寝不足の顔で横を歩かせるのは恥ずかしいから早く寝てイケメンに戻さないと!」と言ってしまえば、「なるほどその通りだ、私も早く寝てオシャレにならないとこんな顔では会いに行くの恥ずかしい!」となって、お互いその日は寝ることになります。

それくらいわかるだろ!は最低のセンス

女性だってバカではないので、仕事だから寝なければならないなんてことはわかっています(大抵は、自分もそうなのです!)。
でも、それを女性には従たる判断基準である論理的な正しさで伝えるのではなく、主たる判断基準である感情的な正しさに翻訳して伝えてあげる一手間をとってあげるかあげないかで、あなたの魅力は跳ね上がったり、もしかしたら下がってしまったりするのです。

誰だって、可愛いくてご機嫌な女性とお付き合いしたいし、あんなことやこんなことやも楽しみたいのは当然のことです。でも、その可愛くてご機嫌で、あんなことやこんなことやができる精神状態を保ってあげるには、その裏で男性も女性の心身の健康をサポートし続けることが当然必要です。

いい女は男が作る?

「自分の会いたい時だけ、可愛いくご機嫌に現れて!あとは知らん」では、まあその男に幸せはやってこないでしょう。生理も含めて女性は10歳頃からとにかくいろいろと苦労をしていますが、可愛いくてご機嫌な女性とお付き合いするには、可愛いくてご機嫌な状態を維持できるように男性も女性とほぼ同じくらいメンテナンスの負担を負う覚悟が必要なのです。

いかがでしたか?
面倒くさいわ!風俗・スマホの彼女でいいわ!といういう方は別にそれでもいいと思いますが、女性と付き合うというのは、そういう面倒臭い、地味で地道な、日頃の絶え間ないメンテナンスの結果の賜物であるという現実を、ぜひ受け入れた上で始めていただきたいと切に願うばかりです。

ああ、こんなチャンネル仮にYouTubeであげても絶対伸びないよねぇ〜!
執筆執筆_φ(・_・

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