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凡人大学生でもTOEFL iBT Speakingで26点取れた「根拠作成フレームワーク」とその超具体的な練習方法

「TOEFL iBTで100点を目指しているが、スピーキングが20点にも満たない.....」

「スピーキングセクションはあきらめて他の3つで勝負しよう.....」


そんな皆さん、朗報です。


実はTOEFL iBTのスピーキングはコツを押さえて正しい方向に努力をすれば僕みたいな凡人大学生でも26点取れます。


この人アホなのかな?自分の話を一般化して話してるよ。」と思われた方もいるでしょう。

しかし、ここでは2つポイントがあります。


①回答時間内の録音音声だけ切り取られて採点される試験形式であること

②問題形式・構成が毎回ほぼ固定であること


これらは、英語が流暢に話せなくても英語が話せるフリをしてごまかすことができることを示しています。

つまり、テンプレート構築やその練習によって回答時間の45秒~1分の間だけ英語を論理的に話せるフリが出来ればそれで良いのです。


「いやいや、そもそも自分の意見を論理的に話すことなんて日本語でも難しいよ.....」と思われる方もいるでしょう。

しかし、TOEFL iBTにおいて「自分の意見」など求められていません。

自分にとって都合の良い意見を、事前に考えた理由でたらめな例を使っていかにも頭良さそうに語れればそれで良いのです。


今回は大学2年生でTOEFL iBTのSpeakingセクション26点を取得した僕が、Question 1において意見をサポートする根拠をスムーズに思いつくための考え方である「根拠作成フレームワーク」とその具体的な練習方法をご紹介します。

具体的には以下のような内容になります。

1.前提確認、テンプレート紹介

2.根拠を考える際のフレームワーク、練習方法


日本人にとって難関セクションであると言われるスピーキングですが、徹底した戦略と正しい方向への努力により十分攻略可能です。

根拠作成フレームワークの考え方を身につければQ1において根拠が何も思いつかなくて自爆することはなくなるでしょう。


僕は大学生のおつまみと申します。

さて、早速TOEFL iBT Speaking section、Q1攻略を始めましょう!

目次

1.前提確認、テンプレート紹介

2.根拠を考える際のフレームワーク、練習方法



1.前提確認、テンプレート紹介

はじめに確認しておきたいのは以下の5点です。

①回答時は落ち着いて、ゆっくり、はっきりと話すこと

TOEFL iBTのSにおいて受験者たちが良くやってしまうことが早口で支離滅裂に話すことです。これでははっきりとした発音ができず、文法間違えやタブーとされる言い直しの回数も増えてしまうでしょう。テンプレートに則って話せばいいだけなので焦らないことです。

②基本的な回答の流れを身につけること

Q1では意見を選ぶ→根拠を2つ考える→2つの根拠のうち一つの根拠を裏付ける例・エピソードを考える という流れを守りましょう。この流れが身についていて初めてこれから紹介するテンプレートや根拠作成フレームワークが活きてきます。

③常に時間を計りながら練習すること

本番ではいずれにしても回答を考えてそれを発話することだけで頭がいっぱいいっぱいになります。そのため残り時間まで気にしている余裕はありません。Q1の回答時間は45秒です。普段の練習から時間を意識しておくことで45秒の回答の感覚が徐々に把握できてきます。

④回答時間が大幅に余ってしまっても気にしない

試験本番において、回答をし終えてタイマーを見たらなんと残り15秒もある。なんてことはよくあります。この間に少しでも文章を足して加点したい気持ちになるのは分かりますが、ここで何か他の文章を追加してしまうことでその回答全体の整合性が著しく損なわれることが多いです。特に結論まで述べた後に根拠をもう一つ追加するなんていうのは愚の骨頂です。時間が余ってしまった場合、深呼吸をして次の問題に備えましょう。

⑤根拠は多少的外れでも良い、例・エピソードはでたらめでも良い

Q1では意見の根拠を2つ、そしてその根拠のうち1つを裏付ける例・エピソードを挙げる必要があります。大変ですよね。

しかし、それぞれの根拠は多少的外れでも、回答全体として論理性があれば良いので深く考えて時間を消費するのは止めましょう。

また、根拠を裏付ける例・エピソードにおいては事実を話す必要は全くありません。例えば「本を読むことは学習能力を高める」ということを根拠にしたい場合、これを裏付ける例は「自分は本を一日1冊読む子供だった。自分はみるみる勉強ができるようになって東大に主席で入学してしまった。」みたいなテキトーな感じで良いのです。コツは自分の話に持っていくことです。一人称で自分のことについて語ることは三人称単数のsなどを気にせずに話すことが出来るためです。


Q1のテンプレートは非常にシンプルで、以下のようなものです。

From my perspective, (自分の意見) for the following two reasons.

First, (意見の根拠1). For example, (根拠1を裏付ける例・エピソード).

Second, (意見の根拠2). For instance, (根拠2を裏付ける例・エピソード).

That's why (自分の意見を再び言う).

例・エピソードはどちらか一つで十分です。



2.根拠を考える際のフレームワーク、練習方法


先述の通り、Q1においては、意見を選ぶ→根拠を2つ考える→一つの根拠を裏付ける例・エピソードを考える という流れになります。本章では根拠を考える際に非常に便利な根拠作成フレームワークを紹介します。

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