眉について9

こんにちわメイクアップアーティストのTAKEです。延べ人数約4万人をメイクしてきた経験から導いた理論やテクニックを伝えていきます。
また根拠のない事が何かと多い美容業界ですが、科学的根拠も取り入れながら解りやすく伝われば幸いです。

それでは前回の続きをお話ししていきます。
前回では眉山が眉バランスのキーポイントになる理由として、喜怒哀楽を上げました。
そして理由の2つ目が「立体感」です。
ここで言う立体感とは眉ではなく、顔の立体感の事を言います。
顔の立体を大きく捉えると、正面と側面に分けれます。その顔の正面と側面を分ける境目の一つが眉山です。なのでこの眉山を好き勝手にズラしてしまうと顔の立体にも影響を及ぼし、フェイスバランスを崩す原因にもなりかねません。
例として最近では眉山を外側へズラしたり、眉山自体を曖昧にしたりする人を多く拝見します。そうするとどうなると思いますか?
まず眉山を外にズラすと正面が横に間延びするので顔が大きく見える要因になる可能性が出てきます。
今度は眉山を曖昧にすると立体感も曖昧になり顔の立体がボヤけるので、結果同じく顔が大きく見える要因になる可能性が高くなります。
あくまで要因になる可能性の話なので100%と言い切れないのですが、かなりの確率でそうなるので言い切っても過言ではないと思っています。
フェイスバランスから見ても眉山のバランスは勝手にズラしてはならないのです。
今日はここまでです。
次回もこの続きからお話しします。それではまた!

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