眉について10

こんにちわメイクアップアーティストのTAKEです。延べ人数約4万人をメイクしてきた経験から導いた理論やテクニックを伝えていきます。
また根拠のない事が何かと多い美容業界ですが、科学的根拠も取り入れながら解りやすく伝われば幸いです。

それでは前回の続きをお話ししていきます。
ここまで眉山が眉バランスのキーポイントになる3つの理由内2つをお話ししました。
1つ目では喜怒哀楽の観点からキーポイントとなると理由をお話ししました。2つ目では顔の立体感の観点からキーポイントとなる理由をお話ししました。そして今回の3つ目はもう少し目元にフォーカスします。アイメイクとしての眉バランスです。
前回までにお話ししたようにフェイスバランスに影響を及ぼすのであれば、アイメイクにも少なからず影響を及ぼす事は、容易に考えられるでしょう。
アイメイクにも眉と同様に絶妙なバランスが存在します。
顔に立体感があるならば、目元にも立体感があるのは至極当たり前な事です。
前回では顔は眉山で正面から側面へ変わるとお話ししましたが、目元の立体で考えるとまぶたのアイシャドウの陰影に関係してきます。いわゆるアイメイクのグラデです。
基本、顔の外側に向かえば自然と影がついて濃く見えてくるものですが、眉の立体感とアイメイクのグラデの立体感がちゃんとリンクしていないと、グラデがただの濃い色を塗っただけに見えてきてしまいます。そうすると眉かアイメイクどちらかが浮いて見えるか、立体を感じられなくなってしまい、結果的にノペッとした顔に見えてきてしまうのは避けられません。
眉山を好き勝手にズラしてしまうと顔だけではなくアイメイクのグラデにも影響を及ぼす事を覚えておきましょう。
今日はここまでです。
次回はこの続きからお話しします。それではまた!

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