佐和ちゃんの2019年覚書

始まりましたね!ミスiD2021!

初めましての方もそうでない人も、どうも田村佐和と申します。

ミスiD2020にエントリーし、小林司さんにたいそう気にかけて頂いて、ジーニアス賞を受賞致しました者でございます。

そして、まず自己紹介の第一声にミスiDでの遍歴しか書けないほど、普段は一般人というような者でございます。

ミスiDのことを偉そうに語れるほど僕は業界だったり人間関係だったりに精通してはいないですし、100%選ばれる/人の注目を集める方法を知っているというわけでもありません。ですのでこれは、指南書などのつもりで書いているのではありません。というか毎年審査員も雰囲気も形式も変わりますし、今年はこんな情勢ですし、全く参考にならないかもしれませんね。あくまでも、自分の振り返り中心として、そして当時(そして今も)応援してくださっていた方に「あの時はこんな意図がありました!」というのを、お伝えしてみたいという理由から、ミスiD2020のことを振り返ってみたいな〜と思った次第で御座います。

もちろん「今の自分なんかが、あたかも客観的というそぶりをして振り返りなどしていいだろうか……」とも思うのですが……まぁもう少し後で振り返ったとしてもきっと違う視点から言えることもあるでしょうし、今のうちにまとめてみても損ではないでしょう。

前置きが長くなりましたが、つまりは田村佐和のムック本みたいな感じでこれを書いてみたいという訳です。早速行ってみましょう!


スペック(エントリー前の自分)

・2000年8月31日生まれ、エントリー当初18歳の新大学一年生

・関東在住

・芸能活動などは、ちょ……とだけお偉いさんの下っ端で動画に出させていただいたこともあったけど実力不足諸々で撤退、ほぼゼロに等しいです。軽音部でコピバンをしていたのでお友達を呼ぶ身内ライブなどの経験はあり

・恋人はいるよ!

・将来についての展望、特になし、学生の本分を最低限でも果たしたいな〜

・家族関係はそんなに良くない

いわばヌルゲーで生きてきてしまった私。このような言い方をすると、自分の感情に対してとそのものに対して失礼ではあるんですが、凡庸な趣味と感性だな〜と思います。

エントリーから通過まで

ツイッターで「エントリーしました!」と報告したり、同じくエントリーした人と繋がるというのはしなかったです。最初は。元々、今持っているアカウントは「自撮りをしてみたはいいけど、端末に写真を残しておいて誰かに見られた時恥ずかしすぎるから、FF0で鍵をかけたアカウントに写真を投げ捨てて、端末からは全削除しよう」という魂胆で作ったものでした。なので誰とも繋がる気もなく、知らせる気もなく、そして仮に落ちていた時将来の活動展望もないのに漫然と顔写真の乗ったアカウントがあるのもなぁと思い、特に後悔はしていませんでした。そして、書類通過のメールがやってきてホッとしつつ、次のカメラテストはどうしようかな、などと考えておりました。

カメラテストへ臨む

やはりミスiDといったらカメラテスト!という印象が僕にはあります。Youtubeで関連動画として黒宮れいさんのカメラテストの動画を見つけて、自分がエントリーしようなどと毛頭思っていない頃から「おうおうこんなものがあるのか……」と思ってみていました。なので、僕自身「カメラテストの動画で大バズりすればミスiDを制することができるのではないか!」と考えていたのです。

結果としては、そんなことはありませんでした。同じミスiD2020で例を挙げるならば、ぱやちの先生やハムスターの息子に生まれてよかったさんの方が、万単位の再生数を出していることからも明らかなように、大バズりどころか、ダダ滑りだったのであります!

しかし、後のイベントである「セミファイナリストの部屋」にて登壇した際に、審査委員長の小林司さん、吉田豪さんから絶賛していただき、カメラテストは満場一致で通過を推した、などと仰っていただけましたので、それなりの努力としては実っているのだろうと思っております。お前は何回noteに自分の動画をアピんねんと言われるかもしれませんが、面白いと思っているので気が向いたらみてください。以下、カメラテストでのこだわりポイントを書いていきます。

まず絶対に「審査員、笑わせてやりてぇ」というところから考え始めたのですが、いかんせん相方のような人もいませんし、そもそも一人でやらねばなりませんし、うーんどうしたものかと悩むわけです。

それと、ミスiDの動画っていっぱい並んでいてどうしても流されてしまう部分はあるんですよね。そんな中でぱっと見のサムネイルで、可愛い/派手な服を着ている人とか、ギターを持っている人とか、ちょっときになる見てみよう!という気持ちにさせることが大事かなーと思いました。しかし僕はあまり衣装らしい衣装もなく、親に内緒でエントリーしているために突然買い揃えることも控え、入学式に買ったスーツに決めるわけです。コスプレとまではいかないけど、キャラ立ちっぽいかなって!安直!ではあるのですが、これも結果として自分の「喋りが達者」という部分とつなげて、スーツの人!と覚えてくださる方もいたので、よかったかなと思っています。あとライブなどの後衣装から着替えなくても帰れる。とても楽。

そして小道具。ただ立っているよりかは目を惹くかしら、と思い小道具を使うことを考え、そしてスーツに合わせてパソコン、そしてそしてじゃあプレゼン風にしよう、というのを決めました。自分自身ではプレゼンキャラ、、、などとは考えておらず、現実世界だとむしろ吃りが激しくて喋るのは本当は達者ではないんですが、一人でただ喋るだけ且つネタならいけるなということでそんな風体になりました。自虐的に自己紹介をしつつ展望を伝えることができたので、結構うまくいったなーと思っています。

カメラテスト用に練習もしました。3分以内にネタを収めるということ、ネタなので極力資料は見ないで暗記して臨むこと、笑顔で声はハキハキとさせること。当たり前のことではあるかもしれませんが……。「僕がもし審査員さんのお眼鏡にかなって何かしらに携わらせていただけることになったとしても、このくらいの努力はもちろんしますよ♡」というアピールになればいいなと思ってやりました。最初が肝心の心がけ!



(^-^)




次回、カメラテスト当日編、カメラテスト通過その後編、セミファイナリストの部屋編、CHEERZ編その他SNS編、最終面接編、卒業式編、卒業式その後あったことなどなどを書いていきたいなと思っております。

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