見出し画像

オーディションに参加した日々①細かすぎて伝わらないモノマネ選手権

昨日の投稿で、お笑い芸人から学ぶ時代を追わないやり方という投稿をしました。

その中で、僕がオーディションに行ってたという話をしました。

あの経験は今でも思い出し、今日も思い出したので、そのことを書こうと思います。


好き過ぎて受けた“細かすぎ”オーディション


最初は『とんねるずのみなさんのおかげでした』レギュラー放送中の『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』のオーディションに行きました。

当時はガラケーのサイトで応募でした。
「メニュー」→「テレビ」→「フジテレビ」→「みなさんのおかげでした」
という、順を追ったあれです。

最初は文字投稿による書類審査で、断片的に何が出来るかを書いて応募しました。
しかし、全く音沙汰はありませんでした。

その数か月後、再びケータイサイトで募集がかかりました。
今度は、本番で芸人さんたちがタイトルを言う時のように、「○○が○○している時の○○」のように、長い文章を打ち込みました。

すると数週間後、採用通知が来ました!!!

いざ行かんフジテレビ

少ない小遣いからなんとか交通費を捻出し、お台場フジテレビへ行きました。
あの頃は暑い夏の頃だったので、フジテレビでは夏のイベント「お台場冒険王」が開催され、ゆりかもめの車内にいる時から観光ムード漂う感じでした。

フジテレビに着くと、観光ムードは一層高く、オーディションでフジテレビに来た人なんかほんの一握り。
メインの入口ではない、地味な入口の所で待たされてました。

1時間ぐらいたったでしょうか、スタッフの人が出迎えてくれました。
ゲートを通る際の入構証で入りました。
(こういう時芸能人気分)

案内される方へ行くと、テレビでよく見るリハーサル室へ通されました。

これがフジテレビのリハーサル室か…。

緊張は高まるばかり。

テーブルの前に座り、エントリーシートらしいものを書きました。
名前とその時のネタを書きました。

僕は真ん中より後の方の順番になりました。

いよいよオーディションスタート

最初の人がジャネットジャクソンのネタをしていましたが、ただただダンスが上手いので、モノマネとは掛け離れたもので、ちょっと場にそぐわない感じでした。

あと、スーツを着たサラリーマン風の人がヨドバシカメラの各店舗の呼び込みのマネをしていたりもしました。

その人達が1人ずつ終わると、面接官的なスタッフの人が、「○○な感じでいいですね」「○○が面白いですね」と感想を述べてました。

いよいよ僕の順番。

一つネタをやるたびに…、

シーーーーーン

室内に漂う静けさ。
そうです、ダダすべりです。

その後もシーンとするネタばかりやっていて、一通り見せ終わると、

「……はい、ありがとうございました」
と、感想なしで終了。

物凄い屈辱でした。

そして、その時だったのですが、知る人ぞ知る、曲紹介ネタをしていたアナログタロウさんがいて、当時は全く知りませんでしたが、会場内でクスッと笑いが起きていて、スタッフの感想も上々でした。

オーディション終了、そして…

結果は受かった人のみ通知が来るとのことでしたが、一向に来ず、放送の日にちを知ることになり、僕の落選が確定しました。

そして、本番の放送を見たら、アナログタロウさんが出演していて、貴さん達を爆笑させていました。

そして、タロウさん、見事に優勝。

僕はこの時の優勝者と同じ空気を吸っていたんだ、、、と感慨深くなりました。

…さてさて、細かすぎのオーディションの話はこれでおしまい、、、ですが、他にも思い出深いオーディションがあったので、次回以降それらを書いていきます、お楽しみに!!!

ダダすべりを耐えたあの頃が懐かしい…。
そんなことを思った、2023年10月16日でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?