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笛を吹く老紳士

朝散歩を再開

けさ、朝散歩を再開させました。
夏場は朝から30℃以上の日が多くて、さらに日中40℃に近い気温ばかりで、暑さでバテバテになってしまい、散歩はやめてました。

昨日からパーカーを着るほどの涼しさで、そろそろ朝散歩再開させるか…と思い、いつもの散歩コースを歩いてました。

田んぼの稲穂、キャベツ畑、筑波山…。
駅前は開けてるけど、この辺は田舎の良さがあり、散歩の足がはかどります。

ある日、老紳士が現れた

散歩をしている時、あることを思い出しました。

そういえば、笛を吹いている老紳士の方、どうしてるだろうなぁ…。

…と。

それは、ある日の朝散歩の日でした。
いつものように散歩をしていると、川沿いから笛の音がしてきました。
音がする方を見てみると、老紳士の方が笛を吹いてました。

どうしようかな、このまま見逃してもいいかな…。
他の人もいるけど、仲間かな…。
そう思いましたが、ここは勇気を出して声をかけました。

笛を吹き終えた時、僕は拍手をしました。
すると、僕と他の人の方を向いてくれました。

僕は、
「いつもこの辺で吹いてるんですか?」
と聞くと、
「家で吹いてるとうるさいって言われちゃうから、ここで吹いてるんだよ」
と…。

家では邪魔者扱いされているっぽいけど、川沿いで笛を吹くなんて、何て素敵な方なんだろう…。

そのあとも雑談をして、一通り話し終えて別れました。

後日もその後日も、朝散歩していましたが、後にも先にも笛を吹く老紳士がいたのはその1回だけ。
毎日笛を吹いているわけではなさそうです。

あの音色がまた聴きたい

こういうことぐらいで連絡先交換はしないけど、また家で邪魔扱いされてたら、また川沿いに来てほしいなぁ。

本当に素敵な音色でした。
1年2年で奏でられる音色ではありません。
それなりの大会があったら賞を獲るんじゃないかな?

またあの老紳士の笛の音を聴きたいです。


人生、一期一会、、、、
そんなことを思った、2023年10月8日でした。

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