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「音色」詩.

「音色」                   2024/4/5

泣きながら目が覚めた

まだ朝では無く

かと言って深夜でも無い

ナゼ泣いていたかは

定かでは無い

涙を拭いて目を閉じる

聴こえたのは鐘の音の様な

でも鐘とは違う

でも鳴っている

それが始まりなのか終わりなのか

喜びなのか警告なのか

分からなくて耳を澄ます

外から聞こえては無い

かと言って家の何処かでも無い

その音色はわたしの中から

一定のリズムを刻み

聴こえてくる

そうかこれは

わたしが生きている音

わたしの時を刻む音




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