noteのことを知らなさすぎる。

ふと思い立ってダッシュボードにアクセスしたときのこと。

投稿の閲覧数とスキ数をぼんやり見ていると、あることに気が付いた。

不可解なことが起こっている。

閲覧数 ＜ スキ数 となっている記事が存在しているではないか。

謎の逆転現象が起こっている。この「スキ」はいったいどこから来たのか。

2人の方は分かる。

わざわざリンクを開いて、わたしの文章を読んでくださったのだろう。

本当にありがとうございます。

問題はあとの2人だ。いったいどうやって「スキ」をつけたんだ？

note熟練者にしか許されない、
秘儀「リンクを開かずに付ける『スキ』」的なモノがあるのか……？

随分地味で締まらない名前の秘儀だな、と思ったがそれはさておき。

もしかしたら一時的な不具合か何かかと思って他の記事を見てみたが、
閲覧数 ＜ スキ数となっている記事はこれだけだった。

何か腑に落ちないわたしは、画面右にするするとカーソルと動かす。

「すべて表示する」ボタンをクリックし、「noteヘルプセンター」の海に漕ぎ出した。

無事スタート地点に辿り着いたわたしは、早速検索を開始する。

探せば探すほど、noteに関する知らなかった情報がどんどん出てくる。

へぇ～サポート説明文なるものがあるんだ……

SNS連携とかしてなかったな～

あっ、マガジンに整理したら便利そうやん！

新しいnoteの使い方を知れて満足するわたし。


いや～noteヘルプセンター、ほんと便利だわ。

新しい知識も得たところで、今日も記事書くか～

noteヘルプセンターが便利すぎる話とかいいかも！

……

いやいやちがうちがう！目的変わっとるがな！

自分で自分にツッコミを入れる。
便利さに気を取られ、危うく本来の目的を忘れるところだった。

noteヘルプセンター、恐るべし。

そんなnoteヘルプセンターを使っても、なかなか探している情報が見つからない。

挙句の果てに不等式まで使って検索してみたが、「閲覧数 ＜ スキ数」の謎は解けなかった。

もはや正しい用語かどうかも分からない状態での検索。
それでも検索結果が13件表示された。親切。

ちょっと疲れたわたしは、気分転換に記事でも読もうとホームに戻ってきた。

読む記事を選んでいると、視界の隅にうっすらと何かが見えた。

んんん？投稿作品の右下に見覚えのあるマークがあるよ？

記事の右下にうっすらとハートマークが表示されている。

恐る恐るハートを押してみた。なんと、「スキ」できた。

なるほど。

確かにこれなら記事を見なくても大丈夫だ。

不可解なダッシュボードのおかげで、またnoteに１つ詳しくなった。

すこしすっきりした気分になる。

同時に、その現象が起こる理由を察したわたしは、
ちゃんと中身まで読んでもらえるようになろうと心に誓った。