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障がい者むけクリエイティブワークショップにおける「テクリハ」とは

以下、「ともいき2024」スタッフ向けの連絡も兼ねた障がい者向けクリエイティブワークショップの連絡を兼ねた活動メモです。

開発の過程を残しておくのも大事。

【実施概要】
2024年9月13日より行われる「ともいきメタバース講習会」に向けて当日の流れや機材の確認を行うテクリハ(テクニカルリハーサル)を9月4日に行います。

スタッフ・アシスタントとして参加される方はご参加をお願いします。


【必読・ともいきメタバース講習会】(神奈川県・公式) https://www.pref.kanagawa.jp/docs/m8u/meta_koshukai.html


参考資料・昨年の実施例 https://note.com/o_ob/m/m11c4d6516335

ワークショップ開発における「テクリハ」とは

テクリハとは、テクニカルリハーサルの略。舞台用語では舞台転換、照明、音響などのタイミングを合わせる稽古のこと。「場当たり」や「きっかけ稽古」と呼ばれる、役者が立ち会うリハーサルと一緒に行なうことや、裏方が仕掛けなど技術系の舞台装置が想定通り稼働するかをチェックするリハーサルのこと。

(障がい者向けクリエイティブワークショップの開発に限ったことではなく)ワークショップの場合は、主要なメンバーの顔合わせ、ゴール共有、会場環境の確認、機材やロジスティクスの整備、当日の流れの確認を行います。

「ゲネプロ」〈ゲネラルプローベGeneralprobe〉のように、本番といっさいが同じ形で行われる総仕上げ的な試行が行えれば理想ですが、ワークショップの場合は体験者・参加者の視点で「1度しか体験できない」かつ「参加者の難度設定が動的」です。

さらに障がい者向けの場合は、相手の障がいやスタッフが想定外の展開になる可能性もあり得るため、テクリハの段階でスタッフがワークショップの体験を行い、当日の配布物や時間配分、中間ゴールや難度設定、「もし参加者が各ステップでゴールにたどり着けない場合はどう対応するか?」といった詰まるポイントや回収フローの確認を行います。

仮に、ゲネプロを何度やったとしても、参加者の視点で満足度が極端に上がることはないですが、テクリハがしっかりしているワークショップは失敗が少ないです。
例えば、機材やシステムのトラブルやタイムマネジメント、ワークショップ講師とアシスタントの間の連携不整合です。講師は手練れでありましょうが、アシスタントや参加者が「想定された不具合」を「想定できるか」といえばそこまでではないでしょう。
またアシスタント側が参加者側の「どこに連れて行かれるんだろう…」という不安や焦りを感じておき、それを初期に解決しておくことがとても大事です。

スライドの内容チェックも大事ですが、実際の環境はプロジェクターが見れなかったり(明るすぎ、狭すぎなど)、PCやネットワーク環境が不便だったりと、想定外のことも多く起きます。メンバーが全員が構成台本を持っていたり、印刷版の資料を持っておくことも役に立ちます。

【今回のテクリハ作業項目】

9/13(金) 横浜IKIIKIカンパニーにて3回の実施内容のうち、とくに初回実施の内容「アバターカード制作」を詰めていきます。

【テクリハ実施日時】
 9月4日 15:00~17:00 (正味時間) ※開始時間調整中

アバターカード制作動画 https://ibispaint.com/art/962946716/

成果印刷物の原稿、その他資料置き場、Discord等のアクセス確認。

【実施場所】神奈川県庁新庁舎5F
〒231-8588 神奈川県横浜市中区日本大通1
アクセス:JR(ジェイアール)京浜東北線、根岸線/横浜市営地下鉄「関内駅」から徒歩約10分 みなとみらい線「日本大通り駅」県庁口出口からすぐ
いわゆる「県庁」と言われる歴史的な建物(本庁舎)ではなく「新庁舎」なので、お間違いのないようご注意ください

【ご用意いただくもの】

・当日お持ちいただく物品は特にありません。
・ドレスコードは「Tシャツ・Gパン」など、清潔感がある動きやすい服装で構いません。
・講習会当日に扱うツールであるREALITY, IbisPaint Xをスマートフォンかタブレットにインストールし、ご自身で試されることをお勧めします
どちらも無償でインストール可能です
・REALITY https://reality.app/
・Ibis paint https://ibispaint.com/product.jsp  PC版もあります

【撮影・記録等】

・発信活動でもありますので、お顔の撮影、記録発信等が難しい場合は事前にマスク等で保護よろしくお願いいたします。
・スタッフ間は実名でお呼びしない可能性があります。呼称については顔合わせ時に表明おねがいします。 例:しらいはかせ/しらいさん
・参加者さんの撮影ガイドラインは、施設および個人で確認します。当日の説明と書面での確認もいたしますが、スタッフは確認側として常に意識よろしくお願いいたします。
・SNS等での発信はnoteのブログを参考に神奈川県側の許諾確認後に公開可能とします。公開にあたり修正等はご対応ください。
 ※Twitterは修正が難しいので、note等のブログを基本とします。

【そのほかの注意点】

・感染症等のリスクが感じられる体調の場合、前日までにご連絡ください。当日の場合もDiscordで連絡の上判断します(基本的には不参加になります)。
・当日の流れやソフトウェアの操作方法については別途資料をご確認ください(更新歓迎)



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