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メディアアート創世記を作った坂根厳夫(SAKANE Itsuo)先生が帰幽

Facebookにてご家族により告知

> 坂根厳夫は去る令和6年4月28日 94歳にて帰幽いたしました
> ここに謹んでご通知申し上げます

ご家族におかれましては大変な悲しみの中、お知らせいただきありがとうございます

坂根厳夫 SAKANE Itsuo

NTT ICCのアーカイブ


1930年生まれ.朝日新聞社,慶應義塾大学環境情報学部をへて,96年4月,岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー学長に就任.「美の座標」「かたち曼陀羅」「遊びの博物誌」「境界線の旅」「科学と芸術の間」「イメージの回廊」など,サイエンスとアートに関する多数の著作がある.97年にはICCにて「センシティヴ・カオス」展,「ポール・デマリーニス」展の企画も行なっている.

https://www.kousakusha.co.jp/NEWS/weekly20101102.html

「坂根厳夫先生の出版をお祝いする会」報告

メディア・アート紹介の第一人者、坂根厳夫さんの書き下ろし『メディア・アート創世記』の出版を記念し、2010年10月11日、青山・スパイラルホールにて「坂根厳夫先生の出版をお祝いする会」が開かれました。ジャーナリストとして世界中を旅し、IAMAS初代学長として先進的な教育に取り組んできた坂根さんを祝って、総勢300名近くが集まる華やかな会となりました。アーティストの山口勝弘さん、中谷芙二子さんとのトーク、岩井俊雄さんのパフォーマンスなどの写真を、実行委員会より提供いただきご紹介します。



帰幽(きゆう)とは

神道用語 神道では、故人が亡くなったことを帰幽といいます。 帰幽は、幽世に帰るという意味です。 神道では故人の魂は幽世という神域に行き、そこで守護神になるとされているため、この言葉が使われます。

白井はIAMAS、インタラクション、芸術科学会、遊びの博物誌など幼少期から大きな影響を与えられてきました。

「君はどうしてブログなんて書くの、勿体無いよ」と言っていただいた頃を昨日のように思い出しておりました。

御安霊の安らかならんことをお祈りします
(神道では「ご冥福をお祈りいたします」ではないようです)

白井暁彦 拝


付記

メディアアートの創生といえば、草原真知子先生です。
ちょうど坂根先生と同じ時期に事故に遭われて入院中ときいております。
(詳細はアナウンスされておりませんがご家族とお会いさせていただきました)

草原真知子先生と白井暁彦の貴重な動画(2022-12-20)


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