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オフ会主催者を務めて。

XI coop交流会の主催者視点記事です。オフ会開くうえでの色々をメモ程度に書き殴ります。

coop交流会の様子についてはこちらの記事をご覧ください!!

1.会場選び

参加レポ記事にも書きましたが、今回のメインは並走ということで少なくとも2台のプレステ本体、2台のモニターが必須となりました。また、事前に「オフ会、興味ありますか?」というアンケートをXI[sai] discord鯖でとったところ大体6,7人ぐらいが集まりそうだったので「並走中、他の参加者は暇だよなぁ…」ということで予備1台、あわよくば参加者同士の並走も含め最大4台並走ができたらいいなぁと思っていました。
機材の方は参加者同士で持ち寄るとして、問題は会場選び。プレステ本体はまだ持ち運びができますが、ゲーム画面を写すモニターが無いとゲームプレイはできません。そしてそのモニターは一番持ち寄りがしにくいもの。借用施設にモニターが用意されてなければいけません。
また、今回はRiJ落選カテゴリ供養実現がメインのため配信も同時に行いたいと考えていました。そのためには配信可能なwi-fi環境も必須。以前あびいさんとcoopを走った会場ではwi-fi電波が弱く配信しても画面カクカクでゲームの様子が全く伝わらない…というアクシデントが起きたため気を付けたいポイントの一つでした。

さて、これらを踏まえて検索してみても中々いい会場が見つかりません。というか一番ネックになったのは「モニターが2枚以上用意されていること」という条件で、モニター1枚は割とあっても2枚以上は殆どありませんでした。モニター1枚+プロジェクター1枚という会場はそれなりにありましたが、プロジェクターは遅延が大きい傾向にあるのでゲームプレイには適しません。
一方でモニターが複数ある会場でも「ゲーミング向け」などで借用費が高かったり最大3人までの施設だったりと厳しいものばかり。
以前オフイベ参加した際に東京・中野にある「Red Bull Gaming Sphere Tokyo」も環境的には整っていて非常に良い会場なのですが、10人にも満たないオフ会をするにはあまりにもオーバースペックということで除外。オフ会の規模が大きくなったらぜひとも使わせていただきたい会場ではあるのですが…。

結局、YUDAIさんのご提案でWGC UPPER様のレンタルスペースを利用することになりました。様々な利用プランが選べ、手ごろな価格帯、貸出機材も豊富と今回のオフ会にぴったりな会場でした。私のサーチ力では見つけられなかったため会場提案は非常にありがたかったです。自分の力ではどうにもならなさそうだったら早い段階で会場提案の募集をしても良かったなぁと思いました。

2. 告知関連

実は当初はdiscord鯖のみでの告知でいいかなぁと思っていました。というのも、オフ会経験値ゼロの私が主宰を務めたところとて大規模にしたら手が回らない未来が予想されたからです。とりあえず自分ができそうな範囲でやればいいや~と思い告知画像等も作っていなかったのですが、まるさんから「twitterで告知すればRiJ現地観戦落選組の中で興味ある方にも届くのでは?」とお声かけいただきました。たしかに…と思いつつも告知画像を用意していないことやその他準備の真っただ中だったためすぐの画像用意は少し厳しい状態でした。そんな中、鈍ザンキさんが「よければ作りますよ」と立候補してくださりお願いすることに。私は普段あまりお絵かきをしない人間なのでやはり普段から絵を描いてる方や慣れている方にお願いするのが一番だなぁと感じました。やっぱり自分にできないことは積極的に参加者にお願いするのが良い(2回目)。また、twitter(X)で告知を流してからはまるさんが積極的にリツイート(リポスト)してくださいました。ありがとうございます。

鈍ザンキさんが用意してくださった告知画像。アクイちゃんかわいい。

3. 機材管理

discord鯖の方で機材の持ち寄り募集をしていましたが、あびいさん、ろっしーさん、YUDAIさんの協力によりプレステ3台プレイ&配信環境が実現することができました。
しかし持ち寄りが多ければ多いほど紛失や混在などのトラブルの元になりやすいため機材管理はしっかりやらないといけないもの。また、プレステは赤白黄ケーブル(AVコンポジット)ですが現在の映像機器はHDMIが主流となっているため変換器や変換器をかませるためのHDMIケーブルが別途必要になります。前回のサイコロオフ会や某氏の話ではHDMI変換器の用意を忘れずに!!という話があったので図にしてまとめました。

プレステ2台が確定した時点で作成した図。入出力端子を含めた配線計画。

図にまとめてみて「ここの分配器足りなそうだな」とか「HDMIケーブル補充しておいた方が良さそう」など把握しやすかったのでこれは作ってよかったなと思います。ただし作成にかなり時間がかかったので別の方法も考えた方が良さそう。

荷づくりの際に自分が持って行く機材の殆ど全部に自分用目印としてマステを貼っていましたが機材混在の不安が無くなるためやっておいてよかったと思います。また当日は持ち寄り道具の被りが予想されたため判別用に何種類かマスキングテープを持って行きました。今回参加者にはプレコンの各自持ち込みをお願いしていましたが、案の定同じ色・型番のプレコンが集合したのでマステが大活躍。3,4種類ぐらい持っていれば充分かな、という感じでした。

4. 複数キャプチャデバイス

当日に配信用として使用したキャプチャデバイス(HDMIなどの入力からPCに取り込むためのもの)は「I-O DATA製 GV-HUVC」「MCO製 UCP-HD31」「AverMedia製 GC550plus」の3つで、前2つは私が持参、後者はろっしーさんが持ち寄ってくださいました。私の所有物2つについては事前に同時入力しても問題ないことを確認していましたが、当日GC550plusをPCに挿しても反応せず。なぜ…?と思いデバイスマネージャー等で確認した所ドライバーが正式にインストールされていない様子でした。AVerMedia公式サイトからRECentralのインストールをして関連ソフト等も色々インストールした所無事にドライバーもインストールされ使用できるように。持ち寄りデバイスのドライバーインストールなどは流石に事前準備が難しいですが、デバイス接続時にエラー起きた時の対応力は持っていたいものです。

配信用に使用したパソコンは私が普段使いしているノートPCでそれなりのスペックはありますが、キャプチャデバイス3台同時接続で配信を行ったところ出力fpsが40後半~50後半をうろついている状態でした。ただCPU使用率は20~30%程度だったためスペック不足が原因なのか設定の問題だったのかは分かりません。配信出力が不安定だったので30fpsに設定してもよかったかもしれないですね…

5. OBSのデザインと設定

今回一番の反省点。進行グダった原因の8割はこれだと思ってます。
coop交流会の配信をする上でこういうことしたいな~というのは色々考えており、その大半が自分にとっては今までやった事ないことでした。新しいことに挑戦しようとした割には準備時間が足りなかったなというのが正直なところ。具体的には以下を実装しようとしていました。
・OBS-luaを用いたRTA並走用スクリプトタイマー
・ExcelやGoogleスプシを用いたOBSテキスト操作
・PowerAutomateDesktopを用いたテキスト自動更新やテキスト切り替えショートカットキーの実装
これはOBSのセッティングや配信に限った話ではないですが、普段自分がやっている環境に合わせた範囲内での配信デザインや環境整備をした方がいいなとつくづく実感しました。

OBSの「ファイルからの読み込み」に合わせフォルダ上では色々用意していましたが結局活用されることはありませんでした。
当初はキャラ対応のプレイヤー名表示も考えていましたが実装する時間が無かったためプレイヤー表示周りを丸々無かったことにしました。

一応画面としては3画面均等タイプと2画面ピックアップ+1画面おまけタイプの2つを用意していましたが、後者はそもそもテキストの配置を設定し忘れるというミスをやらかしました。また、映像キャプチャの仮ソースは作っていましたが3画面タイプ2画面タイプ両者ともに音声キャプチャの仮ソースの用意を忘れていたため配信の際に特定のデバイスの音が入っていたり入っていなかったりするという事態に。あまりにも準備がグダグダすぎる。
この辺は「実装しようと思った機能作りに意識を全て持ってかれた」みたいなところがあるのでやはり準備は余裕をもって行ったほうが良いです(当たり前)。

それと、会場の音声は配信に載せた方がよかったなと思っています。こちらは設定ミスではなく元々配信に会場音声を載せないつもりでいたのでそういう仕様です。最初はゲーム音と会場マイクの配信出力音声調節が面倒だから参加者によってはネット上に自分の声が載るのは嫌と言う方もいるだろうなという理由で載せない方針で居ました。しかし実際にやってみると会場は大盛り上がり。オフライン特有のワイワイ感があったものの配信にはそれが一切載っていないため「ただゲーム画面が3つ並んでいるだけの映像」になってしまったな…と少し後悔しています。次回オフ会を開く時は予め「配信に会場音声が載る」旨を参加者に告知して了承した上での参加をお願いする、という感じがいいのかなと思いました。

さいごに

こうやって振り返ってみると思ったより実現できたこと少ないなぁと思ったり色々反省点があるなぁと痛感します。しかしcoop交流会は結果として良いものになりましたし、自分としても概ね満足でしたので良かったなと。それでも実現できなかったものがあるのはちょっと悔しいので次回に活かしていきたいと思います。
今回の交流会は参加者の協力無しには実現しませんでした。改めて、会場提案をしてくださったYUDAIさん、機材を提供してくださったあびいさん / ろっしーさん、告知周りを手伝ってくださった鈍ザンキさん / まるさん、当日急遽タイマーボランティアを務めてくださったrere0reiさん、そして一緒に楽しませていただいた参加者のみなさん、本当にありがとうございました!!

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