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エヌビディア(NVDA)決算分析

決算概要

2Q(5-7月) アナリスト予想 売上3.65B、EPS1.97、
結果 売上3.87B、EPS2.18でアナリスト予想を上回っており、
3Qのガイダンスも売上高予想3.97Bに対して新ガイダンス4.32B-4.48Bが提示されました。

データセンターは前四半期から54%増加し、前年同期から167%増加しました。

ゲームは前四半期から24%増加し、前年同期から26%増加しました。

ガイダンスもクラウドサービス用のサーバー需要増加に伴い引き上げがあったようです。

下記以降で詳細チェックしていきます。

売上構成

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売上構成のグラフを見るとデータが大きく成長している様に感じますが、メラノックスの売上も含んでいる為、メラノックスを除く成長は前四半期から5%増加、前年同期から87%増加と推測します。

これらの事から、データセンター向けが大きく成長しているのでは無く、少し成長スピードが鈍化してるのかな?と逆に心配しています。

しかし、ガイダンスではクラウドのデータセンター需要が旺盛でガイダンスが引き上げられているので、様子を見ていきたいです。

ゲーム向けについては、仮想通貨のマイニングと推測される需要で売上が24%増加しています。
会社側はノートパソコンやRTXレイトレーシングと色々説明していますが…
仮想通貨相場と売上の連動性からマイニング需要と認めるべきですが、
バブル崩壊時の売上激減もあり会社側としては認めたく無いのでしょう…

任天堂のswitch、自動運転等は売上的に大きく無いので無視しても良いレベルでしょう。

また、売上げが伴う在庫増については、問題無いと考えますが成長が止まってくるようであれば仮想通貨バブル崩壊の様に急落もあるので持ち株を処分する必要があると考えます。

まとめ

今回の決算は素晴らしく良い決算では無く、データセンターの成長性に不安が残ったが、ゲームでリカバリーしたと考えています。

決算としては問題はありませんが、これを大きく評価して買い上がる展開にはなりずらいと考えます。

3Qのガイダンスは良かったので、私はホールドして3Qの決算で再度、ホールドか売却を検討します。

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