ラストオリジンを始めて2ヶ月経ったのでラストオリジンがどんなゲームなのか冷静に語る
ラストオリジンの「真の魅力」 pic.twitter.com/HwRZiGmAJq
— ゲムぼく。 (@gamebokusan) August 25, 2021
確か、最初に私がこのゲームの名を見かけたのはこのツイートだったと思うのですが、その時は「結構好みのキャラクターデザインだけど、まあ普通じゃね？」くらいの印象でした。私はモグ波で育った世代なので、乳や太もものサイズについてもそれほど特異には感じなかったのです。
それからしばらく経ったあと、どういう経緯だったか忘れましたがイグニスの公式漫画が貼られていたのを読む機会があって、そこからじわじわと興味が強まっていきました。
私は元々ネトゲやソシャゲに関しては一度始めたら限界までやり込む方で、パズドラが流行っていた時期にはホルスと麒麟のどちらが強いかと匿名掲示板で全力で言い争い、その後はオシリス信者と化して当時の最高難易度ダンジョンを攻略したスクリーンショットを最速でスレに貼ってイキる行為を大学の講義よりも熱心に取り組んでいたのですが、いつの間にやら義務的に強くなることに囚われる日々に嫌気が差して辞めました。
そのせいでソシャゲに関しては特に「必要以上にのめり込んで金と時間を無駄にするから触れない方がいい」と避けがちになっていたのですが、ラストオリジンについて上述の経緯で興味を持って調べるうちに「ガチャは無し」「対人や協力必須のイベント無し」等々、今の自分にとっても負担になる要素が少なそうな情報が出てきたので、「まあ始めるだけなら無料だし……」とプレイを開始しました。そして当たり前のように日課と化して二ヶ月続けています。
私はゲームの世界観を重視しています。
単純な舞台設定だけではなく、グラフィックとかBGMなども含めた「そのゲームの雰囲気」に対して自分がどれだけ愛着を持てるかが大切で、ラストオリジンの場合はその辺が全体的に私の好みに合っていた事と、あとは公式の外伝漫画でより深く作品の世界を味わえるのが特に魅力的でした。
見かけは可愛らしいけれど実際はハードでブラックな世界観、人間よりも優れた生物が人間の手で奴隷化されている設定は、かつて私がファンだったサモンナイトと似ているかも知れません。いや、こんな爆乳ゲーとの比較にサモンナイトの名を挙げると怒られそうですが…まあ、うん……
ゲームシステム的な部分を言うと、まずフレンドを作る必要が一切ないのが楽。続けるかどうか分からないゲームのチュートリアルで強制的にフレンド申請させられるゲームがとにかく苦手なんですよ。
チュートリアルに限らず、「フレンドに協力しなきゃ」みたいなことを考えながら遊びたくない。別にフレンドを切ろうが切られようが自由なんだし、そんなに重く考えなくてもいいだろとは思うのですが、そう開き直るのも中々楽じゃない。
その点で本作は、メリット皆無とは言わずもフレンドを一切作らなくても全く困らないのが何気に結構大きな長所です。
ソシャゲと言えば元々はガラケーの時代、少し空いた時間の手軽な暇潰しとして流行しましたが、以後はどんどんとゲーム性の本格化が進み、結果的に本来の長所だった「手軽さ」は失われてゆきました。
その結果「ソシャゲ疲れ」なんて言葉も囁かれるようになった今の時代、「自分のペースで好きなように遊べる」ゲーム設計は、それだけで明確な長所です。
「乳のでかい女が画面に映ればそれだけで嬉しいだろ？」と全力で突っ走ったIQ3みたいなデザインも、気楽な娯楽を突き詰めた結果と考えれば非常に合理的です。冗談じゃなくてマジで言っています。
しかし、ただ楽なだけでもつまらない。ガチャで引いた高レアのキャラを雑に突っ込めば余裕で勝てるゲームでは張り合いがない。デッキ構築とか、ギミックへの対応とか、その辺のゲーム性はやっぱり欲しいもの。
その点でもラストオリジンは、最高とまでは言わずも十分な魅力があります。装備や編成を工夫すれば新人プレイヤーでも高難易度コンテンツの攻略が不可能ではないし、一方で手間をかけて超強力なキャラクターを完成させれば、多少雑なプレイでも敵を蹴散らせる。
いわゆるスタミナ制ではなく、キャラクター毎に決まった資源を消費するシステムの都合上、効率を突き詰めた結果低レアのキャラクターが突然脚光を浴びることがあったりするので、各キャラクターの性能を研究する甲斐もあります。
しかしまあ、ゲームとしては結構荒削りな部分も目立っていて、ただでさえ戦闘システムが複雑なのに頻繁にバグが出るせいで、「スキルの挙動が想定と違うけど、これはバグなのか？俺がシステムを理解していないだけなのか？」と混乱させられる事態があるのは困ったところ。
タップの反応がたまに鈍くなるとか、確認したはずの通知がいつまでも消えない程度の微細なバグはまだしも、通信状況によってキャッシュが破損してログイン不可になるバグとか、環境によってはアップデートしたはずなのにログインの度に再度ファイルをダウンロードしてくるとか、笑えないバグも結構あります。
とは言え運営の姿勢自体はかなり誠実な方で、不具合は素直に告知して補填も出すのでダメな部分も優しく見守ってあげられる範疇ではあります。
私はメイプルストーリーを15年くらい続けているんですが、こっちは本当に凄いですよ。イベントの報酬として当たり前のように存在しないアイテムを掲載するし、アップデートで発生したバグについてプレイヤーから指摘された後でアップデート告知ページを書き換えて「仕様変更しました」と言い張るし、イベント初日のバグ報告に対して2週間経ってイベントの最終日になってから「確認中なので修正完了までお待ち下さい」と告知するし、職の基本スキルの仕様すら把握していないくせに「GMはみんなプライベートでもメイプルを遊んでいます！メイプル大好き！」と公式生放送で宣言する。
他ゲーなら全額返金レベルの課金アイテムの不具合も、当たり前のように「修正しました」と告知して全て終わりで、補填なんて一切行いません。
極めつけに今年、クライアントを更新した結果正式サポートしているはずのWindows8.1環境でゲームが起動すらしなくなる致命的バグが発生したにもかかわらず、どれだけ公式コミュニティ等で報告されても4週間に渡って黙殺を続け、その後「起動しない不具合を修正しました」とサラッと告知だけして一切の補填無しで終わる驚愕の対応を行いました。
最近は不具合発生でメンテナンスを行っても結局バグを修正できずに当該のコンテンツを丸ごと封鎖して終わる事例が増加しており、技術者に逃げられた疑惑も発生しています。
メイプルストーリーは神です。
まあ、そんなわけで。
ラストオリジンは魅力的な世界観を持ち、気軽に遊べてそこそこ奥深く、運営もポンコツながら真面目に働いている良いゲームなので、興味を持った方は一度触れてみることをおすすめします。
メイプルストーリーは遊ばない方がいいです。
お疲れ様でした。
二ヶ月の成果(この先は読まなくていい)
で、ここからは完全に日記になるのですが。
前回、永遠の戦場をソワン軸でヒイヒイ言いながら攻略してから2週間ちょっと。いよいよ私のラストオリジンも属性範囲攻撃で消し飛ばすゲームになりました。
ちょくちょく装備を切り替えたり、オベロニア・レアの枠をメリーに入れ替えたりしましたが、操作は完全にオートで全制覇です。
しかし「オートで永戦制覇」と言う場合って装備も編成も一切弄らずに制覇した場合を指すような印象だったんですが、実際どんな認識の人が多いんでしょう？
途中でちょくちょくカスタムしてもフルオート制覇って言っていいのか…？
今回は必死こいてフルリンクまで製造したグラシアスとストロングホールドの初の実戦投入だったのですが、思った以上に強いせいで嬉しいよりも「これで勝っても何の自慢にもならねえな…」みたいな思いが頭の中を渦巻いていました。
初期の頃のパズドラの攻略スレで、高難易度のダンジョンについて「熾天使ルシファーで攻略できました！」と書き込むと「天ルシで攻略できるのなんか当たり前なんだからいちいち報告に来んなカス」と罵られていた記憶があるんですが、ちょうどそんな感じです。
むしろ「グラシアスとストロングホールド入れてるくせに編成や装備組み替えなきゃ勝てないのかよｗｗｗ」と煽られかねない気すらします。永戦には勝ったのに脳内の司令官に負けています。
ともかく、二ヶ月です。
アタッカーのクリ率100%達成すら困難だった頃もすっかり過ぎ去って、装備強化のために万単位の資源を消費するのも大した負担にならなくなりました。
まあ、資源に余裕ができた理由は戦力が充実したことよりもティタニア狙いで資源を溶かす必要がなくなったことが一番大きいんですが。
ひとまず、今までの成果を振り返ってみましょう。
基地施設
初期の頃、艦長室を選択したら「完成前の施設です」とメッセージが出たので、「多分ストーリーを進行すると艦長室が完成して、その後に施設の配置ができるんだろう」と盛大な勘違いをしていました。
そのせいで手を付けるのが無駄に遅れましたが、元々そこまで大きな効果もないのが幸か不幸か。ともかくぼちぼち進めている程度です。
装備と同じく、一度作っちゃえば永久に有効なのは良いですが、とにかくアップグレードに必要なパーツの入手が渋すぎる。一応作れる時には常に部品製作も行っているんですが、カフェテリアのレベル1つ上げるのに一ヶ月くらいかかるんじゃないかな…
図鑑
あまり意識的に図鑑を埋めようとはしていませんが、ティタニア狙いで延々開発をしていたせいで意外と埋まっていた印象です。しかし、製造条件の都合上 保護機がスッカスカなのは納得ですが、意外と攻撃機も埋まっていません。支援機はコンプしているので、少資源だと支援機の出現率が非常に高いのが分かります。
軽装型や機動型の支援機はともかく、部品・栄養が最小値でも重装支援機がゴロゴロ出てくるのは意外だったところ。ロイヤル・アーセナルは累計11人引いてます。あとドクターとブルガサリも頻繁に出てきました。
ロボットはタイラント以外全員製造済み。グラシアスとストロングホールドが欲しかったのでそこそこ積極的に進めてきましたが、特殊モジュールが枯渇した上に装備強化効率の研究でも大量に消費するのでタイラントの製造はだいぶ先になりそうです。
装備
汎用的に使える装備は大体強化できたかな？という印象です。
粒子加速器や出力制限解除装置も1個は確保できたし、専用装備や永戦装備以外で他に欲しいのはリサイクルモジュールくらいでしょうか。そのうちチョコ女王の復刻が来たら入手できるらしいのでその時を待つつもりです。
まあ、現時点で永戦の攻略にも不自由していないので急ぐ必要もないでしょう。
誓約
ティタニアからサンドガールまでの5人です。あまり絞らずに「誓約時の台詞が気になったから」くらいで誓約しています。(当然好みのキャラであることは前提ですが)
満足度が高かったのはレプリコン。と言うか、最初にレプリコンと誓約したので大体みんなこのくらい派手に感激してくれると思っていたら、案外「嬉しいです、これからもお守りします」程度の反応のキャラが多くて拍子抜けした印象です(他の人のスクリーンショットで見ちゃったキャラが結構いる)。
誓約予備軍としてはブラウニー、ティアマト、解体者アザズ辺り。イベントとかで指輪が配布されることもあるらしいので貰ったらこの辺に渡すと思います。
しかし「タダで指輪貰ったから一応あげる」ってのも何か嫌だな…
購入したスキン
上の戦闘員一覧で映っているティタニア、タロンフェザー、レプリコン、サンドガールと、あと他にはブラウニー、LRL、シェードが購入済み。全体的に安くて手を出しやすいものを中心に買っている貧乏性です。
現在割引されているティアマトのスキンは買うか非常に悩むところ。割引されてなお128ツナ缶、スキン買うならいっそ誓約まで行いたいものの、そうすると更に+60ツナ缶です。うーん……
あと、スレイプニールのコンサート衣装は非常にグッときたんですが、これも価格のせいで購入を躊躇しています。割引が来たら買うと思いますが、一体いつ来るやら。
シェードは周回速度が上がると聞いたので完全に実用性目的での購入でしたが、鎌でバサッと切り払うモーションがカッコいいので何だかんだ見た目的にも満足度が高いスキンでした。
イベントでやる事が終わったため、ちょうどこの記事を書いている現在シェード単騎で4-8の周回をしているのですが、スキン変更だけで一周20秒近く縮んでいるので本当に優秀です。
そして記事を確認している間にアレクサンドラが一人出ました。
残り4人を掘り終わったらしばらく資源周回に戻ろうと思います。
お疲れ様でした。
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