【90年代あれこれ④】格ゲー全盛期だったけどそれだけじゃない! ~幼少期にハマったTVゲームソフト5選[スーファミ篇]~
結論から言おう!!・・・・・・こんにちは。(・д・`●)
今朝、出勤前にTBSの『THE TIME,』観てたら爆笑問題の太田さんが急に叫んで乱入してきたのを見るにつけ、「もういい歳なんだからもうちょっとスマートに笑い取ってほしい…」と思いつつも、一方であのハートの強さには自分が歳を重ねる毎に憧れにも似た思いを禁じえない、O次郎です。
今日は、映画の話はいったんさて置き、幼少期に特に夢中になってプレイしたTVゲーム5選をその思い出とともに語ってみようと思います。ちなみに昭和60年生まれなので、主に90年代中葉のソフトです。
というのも、昨日の記事で己のミステリー遍歴をつらつら書いてる過程でミステリージャンルのゲームを思い出してたら案外いろいろ蘇ってきたので、特にゲームに触れ始めの頃にハマったものを取り上げてみます。それぞれに思い入れがあって優劣は付け難いので順不同ということで。
同世代の方はもちろん、前後の世代の方々にも世代間ギャップを楽しんで読んでいただければ幸いです。
それでは・・・・・・・・・・・・・ヨッシーのロードハンティング!!
Ⅰ. スーパーファミコンというハードについて
まず、振り返ってみるとハード自体の価格が当初4万円ぐらいしていたというのが驚きです。当時のハイスペック機であるPCエンジンやメガドライブが非常に高価で、"お年玉を兄弟と合わせても買えない高嶺の花"ってイメージでしたがさして変わらなかったんだな・・・。
ウチの実家にはファミコンは無く、”ファミコンは親戚や友だちの家でプレイするもの”という感覚でしたので、家で遊んだゲーム機としてはこのスーファミが最初です。
これが初めてのゲーム機だったので当たり前になってしまっていましたが、カートリッジゆえに読み込み時間がほぼ無く、なおかつファミコンとは比べ物にならないグラフィックは素晴らしかったです。
また、この頃から既に任天堂の自前のゲームタイトルのクオリティーは素晴らしく、『スーパーマリオワールド』や『F-ZERO』等のタイトルは飽きてはプレイし、飽きてはまたプレイし…という中毒性が有りました。
カートリッジソフトの難点としてヴォイスやアニメーション演出に弱い、という点があり、より派手でドラマティックな演出がゲームに求められるようになった90年代後半から徐々に後継ハードに道を譲っていきましたが、誰しもが持っていて友だち同士で楽しめる共通言語の一つとして、自分にとっては小学生時期の思いでのツールの一つであります。
Ⅱ. 個人的にハマったスーファミソフトたち
一本目、 『ストリートファイターⅡ』(1992)
おそらく自分のゲーム初プレイ作にして、格ゲーブームの最大の功労者的ソフト。当時まだ小学校に上がったばかりでしたが内容がシンプルで理解しやすいうえに上達もし易く、数か月で飽きて『FFⅣ』に流れていった兄や姉と違って一年以上飽きずにプレイしていました。慣れれば数十分でクリアできるのでテレビ使用代わってもらいやすいしね。
その後、四天王がプレイアブルキャラクターに追加された『ストリートファイターⅡターボ』や、さらに新キャラクターが追加された『スーパーストリートファイターⅡ』もプレイしましたが、最初の衝撃ほどではなく、子どもながらに「いくら大ヒットしたにせよ、バージョンアップ版を何本も出すなんてケチケチしてるな」と思ったものです。
94年公開の劇場版は名作でしたが、地方民ゆえに劇場で観ることは叶わず後年になってからソフトで鑑賞。ハリウッド版やそのTVゲーム版はツッコミどころが多過ぎて長くなってしまうので割愛・・・。
で、CAPCOMが『ストⅡ』で荒稼ぎしてる間にSNKが『餓狼伝説』『竜虎の拳』『サムライスピリッツ』と相次いで魅力的なキャラクターの新作格ゲーを投入していたのでそちらに浮気しそうになりましたが、それらのあまりのゲームバランスの悪さにげんなりし、あらためて『ストⅡ』シリーズの高品質ぶりを思い知る羽目になりました。
というわけでさすが現在まで根強く続くコンテンツだけあって、幼少期にその原点に触れられたのは感慨深いものです。
二本目. 『ファイナルファンタジーⅣ』(1991)
いきなり一本目から長々と書いてしまったのでペースを上げて…。
RPGジャンルは小学校低学年にはまだ早かったので、高学年になってから遡ってプレイしました。
長さ的にもゲームバランス的にも丁度良く、ヒロイックなストーリー展開とそれを盛り立てるBGMも相俟って、非常に刺さりやすかったです。
また、本作屈指の人気キャラクターのカインですが、”序盤頼れる味方ながらすぐに離脱し、中盤まで姿を消していながら敵として電撃的に再登場、幾度も主人公を苦しませながら終盤遂に味方に復帰”というまるで少年漫画の二番手ヒーローの黄金律のようなキャラクター像は個人的には彼が原体験かもしれません。
次作の『FFⅤ』の方が世界観や音楽はより好みなのですが、ジョブ・アビリティーシステムのためにやたらとプレイ時間が長くなるので、ゲームとしては此方の方が好印象でした。
さすがにシステムの古さはありますが、Steamのピクセルリマスター版をついついポチってしまったぐらいには未だに思い入れのある一本です。
三本目. 『スーパーメトロイド』(1994)
2Dのメトロイドの中ではいまだにぶっちぎりで思い出深い一本です。
徐々にパワーアップしていく武器やスーツに、トンチのような発想で開拓するルートや隠しアイテム、といった具合にプロットは同じ任天堂の看板タイトルである『ゼルダの伝説』シリーズに酷似しているのですが、メカニカル且つ生物的なデザインにハードSFなストーリーが少年心にガッツリ響きました。この手の作品にしては主人公が女性というのも先を行ってた。
やり込み要素もキッチリしており、クリア後は隠微な雰囲気の広大なフィールドを何時間も掛けて片っ端からサーチライトを当てて未取得のミサイルを探しました。
四本目. 『ロックマンX2』(1994)
一作目からプレイしていましたが、敢えて二作目をチョイス。
無印の『ロックマン』シリーズの世界観を受け継いだ新シリーズですが、いかにもお手伝いロボット感を残したロックマンに対して初めから戦闘用のXのソリッドなキャラクター性(ゲッターロボ→ゲッターロボG、みたいな感じか)、落とし穴の前でギリジャンしなくていいダッシュジャンプや強化パーツをはじめとする洗練されたアクション、主人公とその相棒ゼロの謎に包まれた出自とそれを知っている素振りの仇敵シグマ、といった具合で全シリーズと比べて何もかもが洗練されていた印象です。
そのうえで2作目の本作は、通常のボスキャラクターに加えてのステージ中盤に登場するカウンターハンター3体、進行次第によっては操られた相棒ゼロと闘わなければならない展開や、最終的にポリゴングラフィックになるラスボスシグマの掴み処の無さ等、野心的な要素が盛り込まれているうえにアーマーのデザインも秀逸で、スーファミで3本発売された同シリーズの中では一番しつこくプレイしました。
五本目. 『バトルドッヂボールⅡ』(1993)
当時バンプレストが展開していた、SDにディフォルメされたロボットアニメや特撮作品のキャラクターが戦うクロスオーバー作品「コンパチヒーローシリーズ」の1つ。
ファン的には91年発売の一作目の方がゲームバランスが良くて好評、ということらしいですが、個人的には最初に触れた本作が断然思い入れ強し。
普通にボールをぶつけあってライフを削り合うも良し、熟練同士になれば上手くキャッチし続けるのでそうなれば必殺技の応酬や、外野に押し出してのハメ技など、なかなか戦略性の高い感じでした。上述の通り、当時としては各作品枠の最新作品のキャラクターをピックアップしたのでしょうが、現在からすると非常に通好みなセレクトになっているのもポイント高し。
まぁ、バスケットボールが題材のTVゲームという絶対数自体が少ないのはありますが、それでもみんなでワイワイのパーティーゲームが『桃太郎電鉄』か『ボンバーマン』ぐらいしかなかった時代に楽しく対戦出来たのは貴重でしたね。
Ⅲ. まとめ
というわけで今回は幼少期にハマったゲーム、それもスーファミハードに限って5本をチョイスして語ってみましたが、5本じゃ足りませんでした…。スーファミだけでもう5本ほど選出したいぐらい。
真っ先に思いついたものを並べてみましたが、ジャンルの偏りのひどいことひどいこと・・・・・・まぁ、特に小学校低学年ぐらいなら簡単なゲームばっかりになるけどね。
ともあれ、あくまで映画の話をメインに据えてきてるので、ゲームの話はたまの閑話休題的にしようと思います。そもそもゲームは最近のものは殆ど追えてないので古い話ばっかりになっちゃいそうだし・・・。
特に同年代の方で他に思い入れのあるソフトがあればコメントいただければ恐悦至極にございます。
今回はこのへんにて。
それでは・・・・・・どうぞよしなに。
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