学校にお金がないことについて考えてみたい。

私は公立の高校に勤めていますが、どうもお金がないようなのです。
シュレッダーはすぐに紙詰まりを起こしてしまうし、生徒用の机も天板が傷だらけ、黒板はカサカサで、チョークもなかなか消えず…授業で使用するパソコンソフトや指導書も満足に買えません…
教室も壁はペンキがはがれて汚くなっているし、床板もところどころ浮いているため、机を置いてもがたついてしまう始末…
挙げればきりがないのですが、事務室に修理を要望しても、お金がないからできないと言われてしまいます…
またこの季節、教室にエアコンを使用しますが、その電気代に持っていかれてしまうのも原因のようです…

一方で、私立の学校を見ると、校舎を建て替えたり、体育館を建て替えたり、トイレを改装したりと、次々と設備が新しくなっていきます。

私立の負の側面を見ていないので、必ずしも私立が良いわけではないのかもしれませんが、受験生からしてみればきれいな校舎、きれいな学校は魅力的で、授業料も無償化されていく中で、私立高校を選ぶ人が増えていくのではないかと危惧しています。

教師の働き方改革が叫ばれて久しいです。
企業が様々な取り組みをしている事例を見かけますが、これにもお金がかかるわけで、「うちの学校には無理だなぁ」と指をくわえてみている始末です。

学校にお金がないことについての問題提起を、これからこのnoteでしていけたらなぁと考えています。

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