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 わたしのこと(セクシュアリティについて)

自己紹介noteを書いてからずいぶん経ってしまった。具体的にどれくらい経ったのかは計算が面倒なので記さないが、その間に色々と認識が変わったので記録として残しておきたくなった。暇な人は読んでみてほしい。

セクシュアリティ、と雑に書いてしまったがここで話すのはわたし自身の性自認、性的指向についてである。
まず性自認。これは今のところノンバイナリーが一番しっくりくるなあ、と感じている。
幼少期を振り返ってみると、スカートを履くのにものすごい抵抗があった。入学式やピアノの発表会などでのルールとしての正装のスカートがすごく嫌だった記憶があるので「押し付けられるジェンダー規範が嫌なのかな」と最初は思っていた。だがもう少し記憶を探ってみると、母が買って来てくれたスカートにもものすごい嫌悪感と羞恥心を感じていた。この羞恥心は言語化すると「女の子として見られたくない」というものだった。
スカート以外のことで性自認を探る手助けになったのは髪型だと思う。
これについては幼少期の記憶はあまりないので(と言うより幼少期はそこまでこだわってなかったので)最近の感じ方を書いていく。
自分の性自認(や、どんな性表現がしっくりくるか)を探るために、大学時代から髪の長い自分とショートヘア両方やってみようと実験を続けていた。
より簡単に言うと「ショートヘアとロング、どっちの方が心地よく感じられるか」。
これについては今まで友人に撮ってもらった写真や、街中のショーウィンドウに映る自分の姿を観察して見返してみてショートヘアの方がしっくりくるなあ、という実感を持っている。ロングヘアの自分は、他人として見た時いいなあ、と思うことはあるけど、自分だと考えたら覆い隠してしまいたくなる。見られたくない。恥ずかしいと言う思いになる。感覚的に言うならそわそわして落ち着かない感じ。
補足すると、ロングヘアでスカートを履いている自分を見て「可愛い」と言う人がいたなら死にたくなる。

以下にもう少し詳しく書いたjobrainbowさんの記事があるので貼っておく。
(もしかしたらこっちの方がわかりやすいかもしれない。)

https://jobrainbow.jp/magazine/whatisnonbinary

次に性的指向。これは誰を好きになるか、ということだけど
「今のところ」女性が多いように思う。学生の頃から目の端ではいつも女性を追っていた。(あの人素敵だな、今日の服好きだな、程度。)
そのせいで、学校や会社で展開される恋バナや、「好きなタイプは?」と言う話題にほとんどついていけなかった。男性に本当に興味がなかったし、そもそも関係の深さと恋愛感情が比例するデミロマンティック的気質も持っていたので、「仲良くもない異性のことなんて知らん・・・・」と思っていた。
生来の気質的に臆病なところがありあまり恋愛経験はないが、友人関係を持っていて「この感情は明らかに友人に対するそれではない」と感じたことは何度かある。その対象はいつも女性だ。
なので暫定的には「ノンバイナリーのレズビアン」と言うことになる。し、この認識が一番自分としてはしっくりくる。

とりあえず今自分の中で言語化できるのはこんなところだ。また何か分かったら書くと思う。

プライド月間は終わってしまったが、LGBTQコミュニティのために連帯することは続けて行きたいな。





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