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自分の「役割」の中でどう振る舞うのか、という話


普段から組織やチーム、集団の中で大切にしておきたいのは
「役割」「ふるまい」なのかなと思う今日この頃。。。



▍仕事での役割

先日、商品の出荷直前にこんなことがありました。

「きったんさん、急に送り状が出せなくなりました、どうしましょう」

当社ではkintoneを使って送り状の作成を行っています。
今回急ぎの出荷があり何かのトラブルでプリンターから出力できなくなったのでとても焦っていたようです。

そこで私は単純にこう思いました。
「送り状が作成するだけなら手で書いてもいいじゃないか」

kintoneの仕組みで送り状を作成するのが自分の業務と考えるのではなく、
お客様に納期通りに商品を送り届けることが「自分の役割」だと考えるべき、と私は思います。

それを理解していれはプリンターから出力できなかったら一旦手書きででも送り状を作成して出荷だけはできる状態にするという判断も可能なのでは、とその時思いました。


会社にはそこに存在する「目的」があり、その目的を達成するためにそれぞれの「役割」があり、役割を果たすために「業務」を遂行する。

部署や役職を与えられることはあってもその「役割」までを会社から明確に示されることは少ないかもしれませんが、組織、チームでの自分の役割を認識し、その下で業務を考えていくということが大切だと思います。

逆に役割を理解できていないと業務が適切ではなくなってしまうこともあります。
「これだけやってるのに評価されない」と嘆いている人は自身の役割を果たせていないからなのかもしれませんね。

▍仕事じゃないところでの役割

当然、役割というのは仕事に限ったことではない、と思います。

人間にはその場その場でたくさんの立場があります。
例えば上司の前では「部下」という立場になり、後輩の前では「先輩」という立場になります。どこか店に入れば「店員」や「客」という立場があり、家に帰れば「親」「配偶者」という立場があります。
そしてそのそれぞれの立場にはそれぞれの「役割」がある、と考えています。

例えば私は娘の風呂や寝かしつけ、保育園の送り迎えなどやっていることがありますが、それは自分が育児をしていると思っているのではなく、「父親」という役割を果たすために今この状況で何をするべきか、を考えた行動だと思っています。

▍役割の中での振る舞い

「振る舞い」とは、人に対する仕草や態度のこと。

自分の役割を果たすため、求められるのは仕事を迅速に正確に行うことよりも、組織、チーム、コミュニティなどにおいてどう振る舞うか、かなと思います。

特に中心的な役割を持っている場合、振る舞いが与える影響というのが大きくなると感じています。

日頃の行い、というやつでしょうか。。。

▍役割がなさそうなところでの役割と振る舞い

上記のように役割が明確にある場所であれば、それを意識するかどうかということがポイントになると思います。

難しいなと感じるのは、役割がなさそうな場所や空間での自分の役割についてです。

そんなプライベートな場所でも周囲はその人が持っている役割と、それに見合った振る舞いを期待してしまうことがあります。

気にする必要もないのかもしれないけれど、担う役割が大きくなるほど背負って行く場所が増えるのも事実。
自分ではそう思っていなくても、常に意識できる範囲で自分の役割と振る舞いは大切にしておくべきなのかもしれないと、思ったのでした。


少しまとまりのない文章になってしまいましたが、
こういったあいまいな場面での役割は置いておいて、特に仕事においては組織やチームの大きな目標と同時に次自分の役割を明確にする、まずはこれが重要なことだと思います。
なかなか自分の役割に気付けない人に役割を認識させることも私の大切な役割なのかもしれません。

#私の仕事


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