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#37「ありがとう」は4回、「ごめん」は2回

『100%好かれる1%の習慣』という本を2年ほど前に読みました。元CAさんの本です。


その中から、「ありがとう」も「ごめん」も一回じゃなかなか伝わらないよねっていう話を今日はしますね。


「ありがとう」4回とは

著者の心がけている「お礼の仕方」を紹介します。具体的に、パーティに招かれたときを取り上げて説明します。

【1回目】パーティ前日:(メールや電話などで)「明日はお招きありがとうございます。明日のパーティ楽しみにしています。」

【2回目】パーティ当日:「本日はお招きありがとうございます。」

【3回目】パーティ翌日:(メールや電話などで)「昨日はお招きいただき、ありがとうございました」

【4回目】再開時:「先日は素敵なパーティにお招きありがとうございました。とても楽しかったです。」

著者がパーティを主催した時に、「この人のお礼は心に残るな」と感じた「お礼の仕方」だそうです。4回もお礼を言える人はなかなかいません。当日のお礼をできても、その前後のお礼を気を配れる人は少ないです。

今の時代、パーティは中々ないけど、友だちや大切な人と遊んだ時とか、お世話になった人とかに連絡するとか、いろんな場面で使えると思います。

自分の経験を思い返してみたときに、たしかになぁって思うこともありました。後輩にアドバイス求められて、アドバイスした時に、「ありがとうございます!」って言ってもらっても、次あった時でも、LINEとかでもいいから、もう一回「ありがとうございます」欲しいなって思う時ありますもんね。

本当に相手に、「感謝の気持ち」を伝えたいと思った時こそ、こういう行動が必要なのかなと思いました。じゃないともったいないですよね、伝わってなかったら。



「ごめん」2回とは

著者が飲食店に行った際、店員さんが注文を間違えて聞き取ってしまい、違う商品が来てしまったというお話です。

店員さんは、「すみません」と謝ってくれたそうです。著者も、「いえいえ、これで大丈夫ですよ」と言ってその商品を食べたそうです。

食事を終え、お会計を済ませようとすると、レジの前に立っていたのは、注文を間違えたスタッフでした。すると、そのスタッフは、「注文の間違い」のことなど、なかったかのように平然とふるまい、著者からお金を受け取ると、すぐさま奥の厨房に入っていったそうです。

もしかしたら、「些細のミスだし、一度謝ったのだから、もうすんだこと」と思っていたのかもしれません。しかし、お会計するときに、「先ほどはきちんと確認せず、申し訳ありませんでした。誤って注文してしまった商品でもよろしかったでしょうか?」ともう一度声をかけてくれたなら、そのスタッフの誠意が伝わるし、著者も「もう一度このお店に来てみようかな」と思ったことでしょうと述べています。

1回目の「ごめんなさい」は誰でも言えます。場合によっては、「マニュアル通り」と受け止められる場合だってあります。しかし、2回目の「ごめんなさい」は心から思っていないとなかなか出てこないものです。

お詫びの気持ちは、1回ではなかなか伝わりにくいものです。2回目で伝わる気持ちもあるので、「2回謝る習慣」は身につけておくといいですね。誠実な謝罪は、人に好意を抱かせます。


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著者いわく、

「伝える」と「伝わる」は違います。
謝罪にせよお礼にせよ、「伝わって意味をなす」ものです。
「自分の気持ちが相手の感情に届くような伝え方」を工夫している人は、確かに心に残ります。


おれも「ありがとう」と「ごめん」は一回じゃ伝わりづらいということ頭に入れて生活していこう!


ではまた明日✋

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