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【3/31リリース予定】2nd Solo Album “Rise Above”

2019年の3月31日に、Sound Sphereというアルバムをソロ名義で出したんですが、その1周年企画として、2020年の同じ日にもう1枚アルバムをリリースします。

今回のテーマは「歌もの」

Sound Sphereはエレクトロニカ、ジャズ、ポストロックなどの要素を元に、自分の音楽に対する美学みたいなものを形にしたインスト作品でした。

色んな人に内容を評価してもらえたものの、やっぱりインストは分かりにくい、どう聴いていいか分からない、という声もあって、抽象的な作風にしたのは意図的でしたがもう少し多くの聴き手に配慮した作品も作りたいなというのが最初の着想でした。

また、Sound Sphereの時に収録したかったけど、他の曲とのバランスや流れを考えて入れなかった曲もいくつかあり、サウンド的にも対比の効いた「もう一つのSound Sphere」とも言えるパラレルワールド的な作品として歌もののアルバムにしようと、2019年の秋くらいから制作を始めました。

コンセプトは「何かを超えようとする人達の群像劇」

今回は5組のアーティストに参加してもらって、5曲入りの作品にしました。でも、ただ曲を並べただけのものをアルバムとは呼びたくないので、一貫したコンセプトを設けています。

前回のSound Sphereは、自分の音楽を大きな1つの球体に見立てて、色んな音楽が入っていてどれが核なのか分からないように見えて、全部の曲が自分(球体)の各側面として根底は1つのもの、という「球体の音世界」をコンセプトとしてました。

今回も割とバラエティ豊かな曲ばかりになったので、全曲の共通テーマとして「超える」という言葉を決めて、歌詞も全てその言葉に則して、それぞれ書いてもらい、歌ってもらいました。

この世の中には色んな人がいて、憧れを越えようと努力する人もいれば、その陰で不安に苛まれたり、明けない夜のような孤独を乗り越えようとしたり、自分と向き合う人もいる、という様々な想いが交錯する世界を、歌を登場人物に見立ててそれぞれが並列して同じ時間軸で生きている、という群像劇というコンセプトです。

超える、という言葉を元に、「今を超えてもっと高い別の次元に」という意味で、タイトルはRise Above(ライズアバーヴ)にしました。

自分の好きなロックアルバムを作る

もう一つの隠しコンセプトは、自分の好きなロックアルバムを作りたい、というものでした。

90〜00年代のロックバンドが好きで音楽始めた自分としては、そういうジャンルの影響下にある曲もいくつか作ってました。
今はちょっと恥ずかしくて聴けないものもあるんですが、それ以外のいくつかは、このまま聴かれないでいるのは残念だなと思うものもあり、そんな曲達が聴いてもらえる機会がまた出来るといいな、それが自分の好きだった音楽の意匠で出来てるといいな、というのが選曲とアレンジに影響しています。

つまり、Sound Sphereで表現できなかったもう1つの姿であり、自分の好きなロック作品という面もあり、何かを超えようとする人達のことを歌ったコンセプトアルバムです。

今回もSound Sphere同様、自分の活動した中で知り合ったミュージシャンやアーティストの人達に参加してもらってます。
現在ミックスと最終仕上げ中で、いずれ聴けるタイミングになったら、ダイジェスト音源と一緒に参加者をそれぞれ紹介していきます。今はまだアルバムアートワークと収録曲名だけ…。

アートワーク・収録曲名、曲順

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Rise Above / ochi

1. Myself
2. Anxiety
3. Solitude
4. Until Dawn
5. 閃光

2020年3月31日、各音楽配信プラットフォームからリリースします!

※リリースしました↓

前作の情報はこちら↓


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