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キリエのうた

最近やった映画の原作。その2。

話としては出来てる。
文章でも感動できる。
感情が揺さぶられる。
気づいたらページが進んでいて、あっという間に読み終わってしまった。

けど、登場人物は多くないはずなのに、語り手がコロコロと変わるから
誰が誰なのかイメージしずらい。
最終的に誰が語っていたのかわからなくなってしまった。
(読み直せばいい話)

震災、犯罪、家庭環境。

ブラックな要素をふんだんに取り入れながらも。
ちゃんとまとめて一筋のストーリーにして。

落ち着いたら映像で見てみたいと思った。

監督さんや脚本家さんの本は
やっぱり読みがいはあれど
どこか本らしくなさがある。

けどいい作品に出会えたとは思う。

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